
2025年8月は国内外のメーカーから3つのニューモデルが登場。いずれも人気のネオクラシック/ヘリテイジモデルばかりだ。
●文:ヤングマシン編集部
8/1発売:ロイヤルエンフィールド「ハンター350」
2025年8月1日より受注を開始するのが、ロイヤルエンフィールドの新型「ハンター350」だ。注目すべきは、従来モデルから5万円以上の値下げが敢行され、59万9500円からとなったこと。物価高の今、かなり攻めた設定だ。
さらに新グラフィックとして、世界の都市をイメージした「リオ・ホワイト」「ロンドン・レッド」「トウキョウ・ブラック」の3色が追加され、全5色展開となる。快適性向上のためSHOWA製サスペンションを獲得し、シートの快適性も向上。
さらに、同社350ccシリーズで初となるF.C.C.製アシスト&スリッパークラッチを採用し、操作力軽減と減速時の車体安定性向上に貢献している。LEDヘッドライト、簡易型ナビシステムのTripper、USBタイプCポートが新たに標準装備され、コストパフォーマンスの高さが際立っている。
【ROYAL ENFIELD HUNTER 350[2025 model]】主要諸元■全長2055 全幅810 全高1070 軸距1370 シート高790(各mm) 車重181kg(装備@燃料90%)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 349cc 20.2ps/6100rpm 2.75kg-m/4000rpm 変速機5段 燃料タンク容量13L ■タイヤサイズF=110/70-17 R=140/70-17 ※スペックはインド仕様の参考値
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8/8発売:ヤマハ「XSR700」
2025年8月8日に発売するのがヤマハのスポーツヘリテイジモデル「XSR700 ABS」の2025年モデルだ。この物価高の時代に、前モデルから価格は据え置きとなっている。
カラーラインナップは一新され、往年のヤマハスポーツバイクを想起させるレトロな「ホワイト(ラジカルホワイト)」と、ヤマハレーシングイメージあふれる「ブルー(ディープパープリッシュブルーメタリックC)」の2色が新たに設定された。
主要諸元に変更はなく、扱いやすいトルクデリバリーに定評のある並列2気筒エンジンや、ミシュラン・ロード5タイヤ、大径フロントブレーキディスク、フルLEDの灯火類、反転表示タイプのLCDメーターなどは従来通り継承されている。
【YAMAHA XSR700[2025 model]】主要諸元■全長2075 全幅820 全高1130 軸距1405 シート高835(各mm) 車重188kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 688cc 73ps/8750rpm 6.8kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量13L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17
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8/28発売:ホンダ「GB350」「GB350S」
2025年8月28日に発売するのが、ホンダのネオクラシックモデル「GB350」と「GB350S」2025年モデルだ。GB350にはシリーズ初となるツートーンカラー「パールホークスアイブルー」が設定され、マットバリスティックブラックメタリック、クラシカルホワイトを加えた全3色展開となった。
一方のGB350Sは燃料タンクにストライプを配した「ヘビーグレーメタリック-U」と「ベータシルバーメタリック」の2色構成。メーターの文字盤は新デザインとなりメッキ装飾リングで質感を向上、LEDヘッドライトの照射範囲も改良されている。
なお、価格はGB350のツートーンが67万1000円、単色が64万9000円。GB350Sはストライプ入りが71万5000円、単色が69万3000円となり、従来より単色モデルで8万8000円アップ。前モデルから2年が経ったことで、物価上昇の影響が目立つ。
【HONDA GB350[2025 model]】主要諸元■全長2180 全幅790 全高1105 軸距1440 シート高800(各mm) 車重179kg(装備) ■空冷4ストローク単気筒SOHC 348cc ボアストローク70.0×90.5mm 20ps/5500rpm 3.0kg-m/3000rpm 変速機5段 燃料タンク容量15L ■タイヤサイズF=100/90-19 R=130/70-18
GB350に初のツートーン、GB350Sの燃料タンクにはストライプ採用カラーも ホンダ「GB350」「GB350S」マイナーチェンジ。2023年に最新排出ガス規制に適合して以来のイヤーモデル更新だ。2[…]
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