
ロイヤルエンフィールドの総輸入発売元を務めるピーシーアイは、2025年モデルとして新型「ハンター350(HUNTER 350)」を発表した。価格や発売日の正式発表は7月中旬としている。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ロイヤルエンフィールドジャパン
快適性向上、簡易ナビ/USB-Cを標準装備!
ロイヤルエンフィールドから新型「ハンター350{HUNTER 350)」が登場! 日本で総輸入発売元を務めるピーシーアイが新型を発表するとともに、価格や発売日についてはは7月中旬に正式にアナウンスするとした。
空冷ロングストロークの単気筒エンジンを搭載する「ハンター350」は、メテオ350やクラシック350と基本骨格&心臓部を共有するベーシックなロードスター。現行モデルは66万4400円~65万7800円と廉価で、ビギナーには扱いやすく、ベテランには輸入車らしい味わいを提供している。
前後17インチホイールを特徴とするハンター350は、新型で新たにSHOWA製サスペンションを採用し、最低地上高を高めるとともにシートの快適性を向上。さらにグリップ/シート/ステップの3点ポジションを変更することで、ライディングの快適性を高めた。日本仕様のスペックは未発表だが、インド本国仕様では全高が1055mm→1070mmになっている。ただし、シート高は790mmのままで、車重も181kgで変更ないようだ。このあたりは日本仕様の正式発表が待たれる。
ROYAL ENFIELD HUNTER 350[2025 model]
エンジンにも手が入り、同社の350ccシリーズで初めてアシスト&スリッパークラッチを採用。その名が示す通り日本メーカーのF.C.C.製(アシスト&スリッパークラッチはF.C.C.の登録商標)で、レバー操作力の低減と、急激なエンジンブレーキによるバックトルクの低減による減速時の車体安定性向上を果たした。
ヘッドライトは従来のバルブ式からLEDに改められ、スマホアプリと連携して⽬的地までの⽅向と距離を表⽰する簡易型ナビゲーションシステム/Tripper(トリッパー)、USBタイプCポートを新たに標準装備。新型の価格は未発表ながら、コストパフォーマンスに優れたハンター350に、さらなる魅力が備わったことは間違いない。
ニューカラーは色名も特徴的だ。Rio White(リオ・ホワイト)/London Red(ロンドン・レッド) /Tokyo Black(トウキョウ・ブラック)の3色はそれぞれ世界の都市をイメージしたもので、ブラジル/リオの⽩い砂浜、英国/ロンドンの⾚レンガの路地、⽇本/東京の⿊いアスファルトにちなんでいる。
発表・発売は7月中旬。日本仕様のスペックや価格はその際に明らかになるだろう。待て、続報!!
ROYAL ENFIELD HUNTER 350[2025 model]
参考(インド本国仕様)主要諸元■全長2055 全幅810 全高1070 軸距1370 シート高790(各mm) 車重181kg(装備@燃料90%)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 349cc 20.2ps/6100rpm 2.75kg-m/4000rpm 変速機5段 燃料タンク容量13L■タイヤサイズF=110/70-17 R=140/70-17
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