
人の気配が消えた終末世界を、名車でトコトコ走ったら──。そんな幻想的なシーンが繰り広げられる「終末ツーリング」という漫画をご存じだろうか。ヤングマシン編集部でもおっさんどもの心をとらえて離さない作品が、2025年にTVアニメ化・放送されることが決定した。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:アニメ「終末ツーリング」公式サイト
「世界も滅んだし、セローで旅に出よう」…225改の電動セローで“終末ツーリング”
終末世界をトコトコと。箱根の山から都内へと抜け、人々の姿がなくなった都市を散策する。抜群の機動性を誇り、今なお名車と呼ばれるセロー225を電動化したバイクで、少女2人が旅をする……。そんな幻想的なシーンが繰り広げられる漫画が、2025年にTVアニメ化・放送されることが発表された。
その名も「終末ツーリング」、第1巻の帯に書かれたキャッチは「世界も滅んだし、セローで旅に出よう。」だった。
同作は一見すると突飛なマンガにも思えるが、災害時に強いセローの機動性や、速さではなくトコトコ走りのほうがバイクらしいと認められるようになってきた現代の雰囲気など、じつは時代性をとらえた作品。誰もいない線路の上を、トライアルテクニックを駆使して……なんて場面も、ライダーなら一度は考えたことがありそうで、ついワクワクしてしまう。
サーキットで繰り広げられるモータースポーツは素晴らしい世界だが、真逆の世界観を描いた本作も、バイク乗りの心の深いトコロに届く何かがある。
ツーリングの名所を走る1台のオフロードバイクと、誰もいない終末世界と2人の少女。これから時代をつくる世代には共感を、スピードに疲れた大人には癒しを与えてくれるはず──。
そんな「終末ツーリング」が、2025年TVアニメ放送決定の報。原作よりも少しだけ広いファン層に向けてか、キャッチコピーは「渋滞なし 信号なし 文明なし のバイク旅。世界も終わったし、バイクに乗って旅に出よう!」だ。
原作はKADOKAWA刊の「電撃マオウ」。アニメーション制作はNexusdeで、キャストはヨーコが稲垣好、アイリが富田美憂と判明した。
放送時期や放送局、配信などの詳細は追って発表される模様。待て、続報!
コミックス最新刊は第6巻↓
さいとー栄@終末ツーリング連載中(X)
「終末ツーリング」がTVアニメになります!!!
— さいとー栄@終末ツーリング連載中 (@puru_sakae) February 24, 2025
これも読者さん、フォロワーさんのおかげです。いつも本当にありがとうございます!#終末ツーリング
色々発表されましたので是非ご確認ください!
公式アカウント@shmts_touring
PV https://t.co/994IYyexKQ pic.twitter.com/HimEu2sMB0
【動画】「終末ツーリング」アニメ化決定PV|2025年TVアニメ放送!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA])
ヤマハブースは東京ビッグサイトの東5ホール! ヤマハブースでは世界初公開のワールドプレミア×5モデルを含むモーターサイクルや電動コミューター、eBike(電動アシスト自転車)などを出展する。また、楽器[…]
ヤマハの3気筒スーパースポーツがついに国内登場! ヤマハは国内向けモデルのYZF-R9をついに正式発表。鈴鹿8耐などで展示して注目を集めてきたが、ファンが待たされた甲斐はある150万円切り(149万6[…]
YZF-R1/R6のレースベース車が受注開始! ヤマハがロードレースやサーキット走行専用モデル「YZF-R1 レースベース車」と「YZF-R6 レースベース車」の発売を発表。いずれも期間限定の受注生産[…]
1位:フルカウルスポーツ「CBR500R FOUR」登場 CB500SFと同時に、重慶モーターサイクルショーではフルカウルスポーツの「CBR500R FOUR」も世界初公開された。こちらも新設計の50[…]
アンダー400並列二気筒の代表モデル 第一世代 GSと他3車は異なるモデルだった とりあえず第一世代としたけれど、’70年代中盤に登場した400ccクラスの4スト並列2気筒車の中で、日本の中型限定免許[…]
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA] | ニュース&トピックス)
ヤマハブースは東京ビッグサイトの東5ホール! ヤマハブースでは世界初公開のワールドプレミア×5モデルを含むモーターサイクルや電動コミューター、eBike(電動アシスト自転車)などを出展する。また、楽器[…]
YZF-R1/R6のレースベース車が受注開始! ヤマハがロードレースやサーキット走行専用モデル「YZF-R1 レースベース車」と「YZF-R6 レースベース車」の発売を発表。いずれも期間限定の受注生産[…]
1位:フルカウルスポーツ「CBR500R FOUR」登場 CB500SFと同時に、重慶モーターサイクルショーではフルカウルスポーツの「CBR500R FOUR」も世界初公開された。こちらも新設計の50[…]
アンダー400並列二気筒の代表モデル 第一世代 GSと他3車は異なるモデルだった とりあえず第一世代としたけれど、’70年代中盤に登場した400ccクラスの4スト並列2気筒車の中で、日本の中型限定免許[…]
鈴鹿8耐ヤマハブース、歴代マシンと最新鋭機が共演! 2025年に創立70周年の節目を迎えたヤマハが、6年ぶりに鈴鹿8耐にファクトリー参戦を果たし、会場は大いに盛り上がった。ヤマハブースでは、今年の8耐[…]
人気記事ランキング(全体)
低く長いデザインが個性マシマシ! レトロモダンなボバークルーザー 中国から新たな刺客がやってきた! ベンダは2016年設立の新興メーカーで、独自設計のエンジンを搭載したクルーザーを中心に、ネイキッドな[…]
初の電動スクーターが「C evolution」 2017年、BMWモトラッドは初の電動スクーター「C evolution(Cエボリューション)」を発売。それまでのガソリンエンジンを搭載したC650に通[…]
秋向けライディングギア 機能性抜群なライディングパーカー JK-604:1万2000円台~ ヨーロッパで人気の気軽にはおれるケブラー裏地入り、スリーシーズン向けスエットパーカ。肩と肘にはCEレベル2ソ[…]
月内発売:SHOEI「GT-Air3 MIKE」 インナーバイザー付きフルフェイスの決定版、SHOEI「GT-Air3」に、ニューグラフィックモデル『MIKE(マイク)』が2025年10月に満を持して[…]
原付でエンジンがかからない主な原因 「原付 エンジン かからない 原因」とネット検索する方が多いように、バッテリー上がりやプラグの劣化、燃料不足など、複数の原因によってエンジンを始動できなくなるケース[…]
最新の投稿記事(全体)
国内導入予定はないけれど……のZ125プロ カワサキは北米で2026年モデルを続けざまに発表している。ここで紹介するZ125プロは、前年から全カラーに採用したゴールドの倒立フロントフォークに加えて20[…]
基本構成は日本仕様のエリミネーター/SEと変わらないが、排気量は異なる カワサキは北米でエリミネーター/SEの2026年モデルを発表した。すでに日本仕様でもホワイトおよびブラックのSEとレッドのプラザ[…]
ヤマハブースは東京ビッグサイトの東5ホール! ヤマハブースでは世界初公開のワールドプレミア×5モデルを含むモーターサイクルや電動コミューター、eBike(電動アシスト自転車)などを出展する。また、楽器[…]
多忙なライダーに送る、半日の自由を快適に! 今回発売するのは、『一日をかけてツーリングに行くことができないライダーに「半日」でも息抜きのツーリングに行っていただきたい!』をコンセプトにハーフデイツーリ[…]
ヤマハの3気筒スーパースポーツがついに国内登場! ヤマハは国内向けモデルのYZF-R9をついに正式発表。鈴鹿8耐などで展示して注目を集めてきたが、ファンが待たされた甲斐はある150万円切り(149万6[…]