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1972年に発売された市販レーサー・カワサキH2R(エンジンは空冷2スト3気筒の750SS)をベースに、USカワサキが開発したのが上下2本のスイングアームを持つ“フーバー”。理論的にはスイングアームをとても長くしたのと同じ効果があり、ピーキーな出力特性によるウイリーやテールスライドを抑制するための策だった。1973年に登場し、1975年に登場した水冷3気筒レーサーのKR750でも使用された。