ヤマハはインドで、人気の150ccネイキッド「FZ-S Fi Version 4.0 DLX」にニューカラーを設定し、2024年モデルとして発表した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
クールなLEDヘッドライトなどデザイン性も高い
ヤマハインディアは、15年以上にわたってシリーズ累計150万台以上を販売してきた人気モデル「FZ-S V4.0 DLX」にニューカラーを追加し、2024年モデルとして発表した。日本でも並行輸入されて人気のネオレトロモデル「FZ-X」の兄弟車で、ロングストローク設定の空冷単気筒2バルブエンジンを搭載している。
新色として追加されたのは、アイスフルオバーミリオンとサイバーグリーンの2色。従来からあるレーシングブルー、メタリックグレー、マジェスティレッド、マットブラックが継続され、カラーバリエーションは全6色が展開される。
FZ-S V4.0 DLXはFZシリーズの第4世代という位置付けで、149ccのエンジンにはFIが組み合わされるほか、モノクロスサスペンションやシングルチャンネルABSを標準装備。また、Bluetooth対応のヤマハモーターサイクルコネクトとトラクションコントロールシステムを装備するのもトピックだ。
灯火類は全てLEDで、ヘッドライトはクラスDを名乗り幅広い照射範囲を誇る。2段階に調整可能なシートや135kgの軽量な車体で、特に都市環境でのライディングを楽しめる1台となっている。
現地価格は12万9700ルピー(日本円換算約24万2000円・5/9現在)で、DLXより500ルピー安い標準モデルもある。日本ではバイク館が並行輸入していた時期もあったが、現在は取り扱いがない模様だ。
YAMAHA FZ-S Fi Version 4.0 DLX[2024 India model]
主要諸元■全長2000 全幅780 全高1080 軸距1330 シート高790(各mm) 車重135kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 149cc 12.4ps/7250rpm 1.4kg-m/5500rpm 変速機5段 燃料タンク容量13L■タイヤサイズF=100/80-17 R=140/60R17 ※諸元はインド仕様
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