
ピアッジオグループジャパンは、未来のベスパの原型を確立した「ベスパ946」が誕生10周年を迎えたことを記念し、特別限定モデル『ベスパ946 10°アニベルサリオ』を発表した。2023年7月5日より、全国のベスパ正規販売店にて受注を開始している。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:VESPA
シリアルナンバー入り1000台限定/日本は7台限定
ピアッジオグループジャパンは、卯年にちなんだ『バニー』グラフィックをまとう限定モデル『ベスパ946 10°アニベルサリオ』を発表した。ベスパらしさを追求したモデル「ベスパ946」が誕生10周年を迎えたことを記念して製作される特別仕様のモデルで、今後12年間にわたって毎年、その年の干支にインスパイアされたモデルを発表する予定だという。
『ベスパ946 10°アニベルサリオ』のボディカラーはクラシックなベスパグリーンをベースに、かわいらしいウサギを描いている。ウサギがいるのはフロント部分とリヤキャリア部分の2か所で、オレンジ色の肉球や2本の前歯、そしてポップなラインが彩りを添える。片目の周りの白や、ハートに見える鼻もかわいらしい。
すべてのディテールは“バーニッシュ仕上げ”と呼ばれる温かみのある反射が特徴で、シートはブラック、ステッチはハンドルグリップと同様に針と糸で手縫い仕上げとされている。
日本国内に入荷するのはわずか7台、価格は165万円と希少価値にふさわしいプライスタグが付く。
Vespa 946 10° Anniversario
Vespa 946 10° Anniversario
車名 | 946 10° Anniversario |
全長×全幅×全高 | 1965×730×──mm |
軸距 | 1405mm |
シート高 | ──mm |
装備重量 | ──kg |
エンジン型式 | 空冷4ストローク単気筒SOHC3バルブ |
総排気量 | 125cc |
最高出力 | 12.1ps/8250rpm |
最大トルク | 1.22kg-m/6750rpm |
変速機 | 自動無段階変速(CVT) |
燃料タンク容量 | 8L |
タイヤサイズ前 | 120/70-12 |
タイヤサイズ後 | 130/70-12 |
ブレーキ前 | 油圧式ディスク(ABS) |
ブレーキ後 | 油圧式ディスク(ABS) |
価格 | 165万円 |
発売日 | 2023年7月5日(7月下旬出荷開始) |
Vespa 946 10° Anniversario
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
【写真】ファイナルエディション×2車のスタイリングとディテール(全22点)をまとめて見る ピュアFE=33台、スクランブラーFE=50台を日本限定で発売 空油冷の水平対向2気筒エンジンを搭載しながらユ[…]
Hayabusa 25周年記念モデル(日本仕様)のディテールはこちら(写真21点) 日本を含む全世界で7月より順次発売! 日本での価格は221万1000円 スズキのフラッグシップモデル「Hayabus[…]
【写真】Wheels & Waves 7 custom minibikes【まとめて見る】 2023年のカスタムベースはホンダ原付二種だっ! 欧州7か国によるカスタムミニバイクの競演だ! これ[…]
イタリア海軍航空隊とV100 マンデッロ・アヴィアツィオーネ・ナヴァーレ(写真・全98点) イタリア海軍の戦闘機 F-35Bにちなむスペシャルカラーをまとった特別仕様車 『V100 マンデッロ・アヴィ[…]
最新の関連記事(ベスパ)
外国車や日本メーカーの海外モデルが採用するバルブ規格“BA20D” 秋の夜長を迎え、バイクに乗る際、ヘッドライトに頼る時間帯が増えてきました。 近場の場合、筆者はちょい古べスパのLX150ieで移動す[…]
限定モデル Disney Mickey Mouse Edition by Vespa 誰もが思い描けるミッキーマウスのフォルムと、同じく多くのファンがそのカタチを想像できるベスパが歴史的なコラボレーシ[…]
街乗りからツーリングまで使えるスポーティでポップなベスパ ベスパGTVは、シリーズ最大排気量となる278cc水冷単気筒エンジンを搭載するスポーティなモデルだ。最大出力は23.8psで、GTSベースのビ[…]
ミッキーマウス愛あふれるプリマベーラ 時代を超えて愛されるキャラクター「ミッキーマウス」と、文化的なアイコンともいえる「ベスパ」のコラボレーションが実現した。 ベースとなるのは、プリマベーラの50cc[…]
多彩なコーナーが連続する「御坂みち」こと国道137号 会場が、中央自動車道・河口湖I.C.から約10分、東名高速道路・御殿場I.C.から約15分の場所なので、どちらかで降りて向かうのが最速ですが、東京[…]
最新の関連記事(新型スクーター)
ヤマハが誇るフロント2輪のLMW(Leaning Multi Wheel)機構を採用するスクーター「トリシティ300」が、2020年9月の発売以来初めてのマイナーチェンジを受けた。停車時や押し歩き時に[…]
ホンダ EM1 e:のデザイン/装備:質感は普通の50ccスクーターよりワンクラス上 2023年5月にホンダが発表した、同社として初の一般ユーザー向け電動スクーター「EM1 e:」。楽しみにしていた公[…]
先代150まで遡っても“青”はADV初設定! 今回ADV160に追加されたのは、都会的な印象の「パールボスポラスブルー」。既存色のマットダリアレッドメタリック/パールスモーキーグレー/マットガンパウダ[…]
2022年にマイナーチェンジし、法規対応しながらわずかにパワー&トルクアップ ヤマハがアクシスZの価格改定を発表した。37.5Lの大容量シート下トランクにジェット型ヘルメットを2個収納可能など、高い実[…]
SUV的要素を持った、趣味性の高いスクーターが登場している クルマの世界で今や定番人気となったジャンル「SUV」。その波がスクーターの世界にも押し寄せているのではないか? とモーサイwebではかねてか[…]
人気記事ランキング(全体)
アンダーボーンにブロックタイヤ、フラットなシート ヤマハがタイで面白いバイクを発表したぞ! その名も「PG-1」で、数日前からウェブ界隈を賑わせてきたが、スペックや価格も正式発表されたのでお伝えしたい[…]
第2世代となったBMWヘリテイジは世界初のテレスコ採用モデルがモチーフ BMWヘリテイジシリーズとして登場した『R nineT』は、BMW創業90周年に合わせて登場したモデルで、それまでRシリーズに搭[…]
フロントフォークがデリケートに追従できなくなっているかも A. 年代物のサスペンションなどの機能が低下していたら復活させるとともに、前輪が遅れて追従する走りのマナーを身体に覚えさせましょう。うまく乗る[…]
カフェレーサーに必須のセパレートハンドル&バックステップを装着 アクティブのGB350Sは、同社が新たに打ち出すネオクラシック系のカスタムパーツブランド『153ガレージ』のパーツで仕上げられている。1[…]
バイクの本当の楽しさを教えてくれるのがフルサイズ125 「あの山の先まで行ってみたいなあ……」。高校生の頃の僕は、窓の外はるか彼方に連なる丹沢山系を眺めて授業もろくすっぽ聞いていない、そんな生徒だった[…]
最新の投稿記事(全体)
土踏まずを支点につま先で上に引き上げるのはNG バイクにまだ慣れていない、もしくはキャリアはあっても乗る機会が少ないライダーは、ギヤのシフトアップのコツが掴めず、左足の親指つけ根が痛くなったり皮が剥け[…]
ホンダCLシリーズの決まりごとはアップマフラーぐらい 2023年5月に発売されたホンダCL250/CL500は、業界でも世間でも評判がいいモデルで、現時点での販売は好調なようである。でも僕の周囲には「[…]
『W』の文字に「1965年のレガシーが復活」……となると可能性は2つ カワサキインディアがSNSでティーザーを開始した。11月29日に公開された一葉の写真では、真紅のバイクカバーに包まれたバイクのフロ[…]
取扱説明書に書かれた「X350RAモデル」の文字……! ハーレーダビッドソンとしては異例の353cc並列2気筒エンジンを搭載し、”普通二輪免許で乗れるハーレー”として話題沸騰のX350は、同時発表のX[…]
実はずっと気になっていた「APトライク125」 これを読んでいる皆さんの中にも、タイの「トゥクトゥク」のようなトライシクル (三輪バイク)「APトライク(APTrikes)125」を目撃したことがある[…]
- 1
- 2