アライヘルメットは、レーシングライダーのレプリカシリーズとして『RX-7X OGURA』を発売する。今季もMoto2にフル参戦中の小椋藍選手が愛用しているもので、今季こそタイトル奪取に挑む小椋選手のレーシングスピリッツが息づいたモデルだ。発売予定は2023年6月中旬となっている。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:アライヘルメット
今季の活躍にも大きな期待が集まる小椋藍選手のレプリカヘルメット登場
小椋藍選手(IDEMITSU Honda Team Asia)は2001年生まれのレーシングライダーだ。14歳のときにアジアタレントカップに参戦して総合7位。翌年は総合2位を獲得するとともに、レッドブルMotoGPルーキーズカップでは11位に入賞。Moto3にステップアップしてからも躍進を続け、2020年には総合3位の成績を収めた。2021年からはMoto2へとチャレンジの舞台を上げ、2022年は総合2位と活躍し、ファンの期待を背負っている。
今季はテスト前の練習走行での負傷で初戦を欠場したものの、第2戦からレースに復帰。まだ完調とはいかないまでも、順調な回復ぶりを見せている。
そんな小椋選手のレプリカモデルは、彼のイニシャルである「A」をモチーフとしたスピード感あふれるグラフィックが特徴だ。また、全体を彩るブルーは彼のファーストネーム「藍」にインスピレーションされた藍染模様としており、日本古来の伝統技術を表現するとともに、サッカー日本代表のイメージカラーでもあるサムライブルーにも通じるカラーリングとなっている。
ベースモデルはアライ最高峰フルフェイスヘルメット『RX-7X』だ。1990年に登場したRX-7Rから数えて第7世代となるレーシングフルフェイスで、高強度で軽量な繊維素材『PB-SNC2』を帽体とし、アライ独自の“かわす性能”を洗練させた滑らかな形状により、最高レベルの安全性を有している。
空力性能やかわす性能を高めるシールドシステム『VAS』。『ディフューザー Type12』、『ICダクト5』などによる優れたベンチレーション機能をはじめとして、アライならではの安全性と快適性を満たしたフラッグシップだ。街乗りやツーリング、サーキット走行会だけでなくレースにも使うことができる。優れた安全性と快適性は、安心感とゆとりある運転につながり、ライダーはよりセーフティなライディングを楽しめる。
Arai Helmet RX-7X OGURA
【Arai Helmet RX-7X OGURA】●価格:7万2600円 ●サイズ:54、55-56、57-58、59-60、61-62(cm) ●色:赤×青 ●規格:SNELL、JIS ●帽体:PB-SNC2 ●内装:ハイフィッティング・アジャスタブルFCS内装(抗菌・消臭・防汚内装/オプションにて調節可能) ●シールドVAS-V MV〈クリアー〉標準装備 ●2023年6月中旬発売予定
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