
3月15日に開幕する大阪モーターサイクルショーの展示内容をひと足先にお届け! まずはアライヘルメットから、なんと1990年代の原田哲也レプリカ&坂田和人レプリカヘルメットが登場だ。ベースモデルはラパイドネオで、発表と同時に発売される模様。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●写真:編集部 ●外部リンク:アライヘルメット
“RAPIDE NEO HARADA”と“RAPIDE NEO SAKATA”が同時発表!!
1993年、250ccクラスで世界王者になった原田哲也、そして1994年/1998年に125ccクラスで世界王者になった坂田和人のレプリカがラパイドネオで復活! 3月15日より開幕する大阪モーターサイクルショーのアライブースにて撮影できたのでお届けしたい。突然の発表でしかも発売決定である。
まずはWEBヤングマシンでコラムを連載している原田哲也さんのレプリカ「RAPIDE NEO HARADA」から。ベースモデルは前述の通りラパイドネオだが、カラーリングは1992年~1997年まで使われたデザインで、1993年に世界チャンピオンを獲得したときの白×ピンクとは色違いバージョンと言えば当時のファンにも分かりやすいだろうか。
もちろん後頭部には原田さんの代名詞でもある“クールデビル”をモチーフとしたデビルのシルエットも。
ベースデザインは1992年当時イーグルジャパンに在籍していた現YFデザインの深澤さんの作で、原田さんの正確無比なライディングを表現するため時計のムーブメントをモチーフにしたもの。当時はこうした緻密なデザインのヘルメットが少なく、欧州でもかなり話題になったという。
原田さんの歴代ヘルメットを知りたい方はこちらへ。
もう一方の世界チャンピオンレプリカであるRAPIDE NEO SAKATAは、WGP125ccクラスで1994年と1998年に王座を獲得した坂田和人さんのレプリカモデルだ。ベースモデルは同じくラパイドネオで、デザインは1994年にチャンピオンになったもののようだが、カラーリングはもう少し前のバージョンに似ている……?
頭頂部には爆弾小僧のイラストが描かれ、当時の鬼神の走りを思い出させる。ちなみに、1992~1993年のTSR所属時にはカブトムシのデザインだった。
そんなカラーリングが最新のネオクラシックデザインのラパイドネオに違和感なくフィットした2つのレプリカ仕様は、他のカラーリングモデルと同じく6万4900円。こんなレプリカモデルを待っていた! というファンも多いのでは?
なお、速報のため写真はスマホによるものです。
Arai RAPIDE NEO HARADA
Arai RAPIDE NEO SAKATA
Arai RAPIDE NEO SAKATA
アライ公式サイトにはまだ掲載されていないので、スペックは単色モデルのものを以下に掲載しておく。サイズラインナップなど細部は異なる可能性があるのでご注意願いたい。
【スペックは単色モデルのRAPIDE-NEO】●サイズ:54、55-56、57-58、59-60、61-62(cm) ●規格:SNELL、JIS ●帽体:PB-SNC2 ●内装:ハイフィッティング・アジャスタブルFCS内装(抗菌・消臭・防汚内装/オプションにて調節可能)
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(アライヘルメット)
ビヨンド・ザ・タイム(時を超えて) 「かわす性能」でライダーの頭を護り続けるアライヘルメットが、オールラウンドフルフェイス「アストロGX」の新グラフィックモデル「アストロGXビヨンド」を発売する。 ア[…]
高品質な『ラメ感』を演出する特殊塗装を用いたデラックス仕様 『CLASSIC AIR』は、フェイスガードを持たないオープンフェイスヘルメットで、帽体部にベンチレーションホールやスポイラーをいっさい装備[…]
イギリスやヨーロッパのレースファンが待望するIOMTT 2025年モデルが登場 アライヘルメットはマン島TT(IOMTT)を40年にわたってスポンサードしており、ライダーの安全を守り続けてきた。そのた[…]
小椋藍選手のレプリカグラフィックがオープンフェイス『VZ-RAM』に登場 小椋藍選手は昨年のMoto2でチャンピオンを獲得し、今季よりトラックハウスMotoGPチーム(アプリリア)と契約、MotoGP[…]
新レプリカヘルメット「アライRX-7X NAKASUGA 4」が発売! 今シーズンもヤマハファクトリーから全日本ロードレース最高峰・JSBクラスより参戦し、通算12回の年間チャンピオンを獲得している絶[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
ビヨンド・ザ・タイム(時を超えて) 「かわす性能」でライダーの頭を護り続けるアライヘルメットが、オールラウンドフルフェイス「アストロGX」の新グラフィックモデル「アストロGXビヨンド」を発売する。 ア[…]
高品質な『ラメ感』を演出する特殊塗装を用いたデラックス仕様 『CLASSIC AIR』は、フェイスガードを持たないオープンフェイスヘルメットで、帽体部にベンチレーションホールやスポイラーをいっさい装備[…]
イギリスやヨーロッパのレースファンが待望するIOMTT 2025年モデルが登場 アライヘルメットはマン島TT(IOMTT)を40年にわたってスポンサードしており、ライダーの安全を守り続けてきた。そのた[…]
小椋藍選手のレプリカグラフィックがオープンフェイス『VZ-RAM』に登場 小椋藍選手は昨年のMoto2でチャンピオンを獲得し、今季よりトラックハウスMotoGPチーム(アプリリア)と契約、MotoGP[…]
兎にも角にも“ヤマハ純正”のデザインがポイント!! フルフェイスヘルメット「Z-8 YAMAHA RACING」最大の特徴は、なによりヤマハが手がけた正真正銘の“ヤマハオリジナル”なカラー&グラフィッ[…]
人気記事ランキング(全体)
ネットで注文できる1サイズ&1プライスガレージ。完成状態で運搬されてクレーンで据え置きされる サンデーメカニックなら誰もが知る工具ショップ・アストロプロダクツのホームページ上に「BIKE小屋」という商[…]
昔の日本で大型輸入車に乗れるのは非常に限られた人だけ 現在の日本では様々な輸入車が当たり前のように走っているけど、昔は世界で1番厳しいとされた認証型式の取得や車検制度という高い壁があり、日本を走る外車[…]
バイク同様に開放感を楽しめるオープンカー、屋根を開けた状態での雨対策はどうなっている? ごく一部の特別なモデルやカスタムされたマシンを除くと、バイクは雨の中を走ったからといってトラブルが起きないように[…]
最新ペルチェ素子搭載の冷暖両用ベスト ライダーの体温管理に革命をもたらすかもしれない画期的な新商品が、おたふく手袋が手がけるBODY TOUGHNESSブランドから登場。それが、「BT アビリティ ペ[…]
※写真はMotoAmerica Mission King of the Baggers ハーレーダビッドソン「ロードグライド」のワンメイクレース! ツーリング装備をサイドバッグに絞った仕様の“バガー”[…]
最新の投稿記事(全体)
チャンピオンマシンからダイレクトにフィードバック トプラック・ラズガットリオグルの手により2024年のスーパーバイク世界選手権でチャンピオンを獲得したマシン、それがBMWモトラッド「M1000RR」だ[…]
KTMは、数か月にわたる献身的な努力と戦略的な計画の結果、KTM AGは長年のパートナーであるBajaj社との関係を拡大し、主要投資家としてBajaj社を迎えることができたと発表した。 KTM AG […]
コスパモンスター、それだけだと思っていたら これまでなかなか試乗する機会のなかった(筆者がたまたま試乗機会に恵まれなかった)スズキの軽二輪スタンダードモデル「ジクサー150」に乗ることができたのでイン[…]
660ccの3気筒エンジンを搭載するトライアンフ「デイトナ660」 イギリスのバイクメーカー・トライアンフから新型車「デイトナ660」が発表された際、クルマ好きの中でも話題となったことをご存知でしょう[…]
ヤングマシン電子版2025年7月号 [特集] バイク界の近未来を斬る! The Times They Are A-Changin’時代を変えるべく、さまざまなテクノロジーや新モデルが発表されています。[…]
- 1
- 2