アライヘルメットは、オンロードにも対応するオフロード用フルフェイスヘルメットのグラフィックモデル第2弾となる『TOUR-CROSS V TRAIL(ツアークロス・ファイブ・トレイル)』を発売する。発売予定は2024年5月中旬だ。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:アライヘルメット
変幻自在なデュアルパーパスフルフェイスに待望のグラフィックモデル第2弾が登場
このたび加わったグラフィックモデルは、先の太さが異なるラインを組み合わせた図案で、多数のライン構成ながらもシンプルにデザインしているため、さまざまなバイク、ウエアにも合わせやすいことが特徴だ。
そのコンセプトは「大自然の景色・空気感の中を、目的を持たずにのんびりと気軽にトレイル感覚で走るイメージ」とのことで、バイクの排気量を問わず
カラーパターンは、ホワイト・グレー・ブラックのモノトーンを基調に、ネオンイエローをアクセントカラーとした『イエロー』と、ホワイト・ブルー・レッドのスタンダードなトリコロールとブラックを組み合わせた『ブルー』の2種類がラインナップされる。
『TOUR-CROSS V』は、’23年6月に発売された、アライの最新デュアルパーパスヘルメットだ。従来モデルと比べてとくに大きく進化したのがオフロード走行に欠かせないバイザーで、高速走行時の空気抵抗を軽減させる形状のほか、額部のフロントロゴダクトへ効率良く走行風を導入する特性を持っている。
また、シールドとバイザーは工具不要で、簡単に着脱できるのも大きな特徴だ。旅先でのシールドのメンテナンスはもちろん、オフロードスタイルからオンロードスタイルへの変更、シールドからゴーグル着用への変更も素早く行える。シールドは広い視野を確保した新設計の『マックス・ビジョンシールド』で、防曇効果の高いピンロックシート(別売)をシールド全面に装着できる。
アライ独自の“かわす性能”を高める『VAS-Aシールドシステム』。より優れた防護性能を発揮する帽体『PB-cLc2』。側頭部の厚み調整が可能なアジャスタブル機能を持つ『TX-V EPシステム内装』。そうした機能性に加えて、各メーカーのインカムを装着しやすい帽体形状やネックパッド、スピーカーホールも採用しており、現代のツーリングに求められる利便性と快適性も備えている。
アドベンチャーツアラーやオフロードバイクユーザーだけでなく、クルーザーやボバー、カフェレーサー、ストリート系のユーザーにも使い勝手が良く、愛車やウエアとのコーディネートを楽しめるヘルメットだ。
Arai TOUR-CROSS V TRAIL
●価格:7万9200円 ●サイズ:54、55-56、57-58、59-60、61-62(cm) ●色:黄、青 ●規格:SNELL、JIS ●帽体:PB-cLc2 ●内装:ハイフィッティング・アジャスタブル・FCS内装(抗菌・消臭、防汚内装) ●2024年5月下旬発売予定
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(アライヘルメット)
1月25日(土)に東京都・埼玉県のバイク用品店3店舗にて開催! 2024年のロードレース世界選手権にて、Moto2クラスのチャンピオンを獲得した小椋 藍選手のサイン会が、2025年1月25日(土)に、[…]
生命力にあふれるジャングルを描いたポップアートなグラフィックモデル アストロGXのニューグラフィックモデルは、高彩度の色を多用した、にぎにぎしいカラースキームが街中でもワインディングでも目立つ派手さが[…]
中須賀選手の第4弾レプリカモデルがアライ最高峰フルフェイスに登場 全日本ロードレース選手権で通算12回のチャンピオン、そして鈴鹿8耐では3年連続優勝と前人未到の記録を持つレーシングライダー、中須賀克行[…]
アライヘルメット ツアークロスV <インカムの取り付け> アストロGX で使っているインカム「B+COM TALK」をツアークロスV でも使えるようにした。オプションのスピーカーユニットとワイヤーマイ[…]
アーミーテイストのカラーリングとダークなグラフィックのレプリカモデル マーベリック・ビニャーレス選手は、スペイン出身のライダーで、2015年にMotoGPへ昇格して以来、スズキ、ヤマハ、アプリリアを乗[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
カワサキモータースジャパンは、SHOEIとのコラボレーションモデル『カワサキ X-Fifteen ESCALATE(エスカレート)』を2025年1月8日より全国のカワサキプラザ限定で予約受付を開始する[…]
レーシングコースのイメージを細やかなグラフィックで鮮やかに表現したモデル SHOEIが積極的にグラフィックモデルを投入しているZ-8のニューフェイスは“ニーダウン”で、ずばり“ヒザスリ”だ。ヘルメット[…]
生命力にあふれるジャングルを描いたポップアートなグラフィックモデル アストロGXのニューグラフィックモデルは、高彩度の色を多用した、にぎにぎしいカラースキームが街中でもワインディングでも目立つ派手さが[…]
中須賀選手の第4弾レプリカモデルがアライ最高峰フルフェイスに登場 全日本ロードレース選手権で通算12回のチャンピオン、そして鈴鹿8耐では3年連続優勝と前人未到の記録を持つレーシングライダー、中須賀克行[…]
システムヘルメットであることを忘れさせる秀逸なグラフィック ネオテック3のグラフィックモデル第4弾は、ブラックをベースとしてブルーのグラデーションとホワイトを巧みに配したデザインの『フラグメンツ』だ。[…]
人気記事ランキング(全体)
プロトは国内導入を前のめりに検討中! イタリアで1911年に誕生し、現在は中国QJグループの傘下にあるベネリは、Designed in Italyの個性的なモデルをラインナップすることで知られている。[…]
6速MT仕様に加えEクラッチ仕様を設定、SエディションはEクラッチ仕様のみに 2017年4月に発売され、翌年から2024年まで7年連続で軽二輪クラスの販売台数で断トツの1位を記録し続けているレブル25[…]
「おいテツヤ、肉を焼いてるから早く来い!」 年末年始は、家族でケニー・ロバーツさんの家に遊びに行きました。ケニーさんは12月31日が誕生日なので、バースデーパーティーと新年会を兼ねて、仲間たちで集まる[…]
高回転のバルブ往復にスプリングが追従できないとバルブがピストンに衝突してエンジンを壊すので、赤いゾーンまで回すのは絶対に厳禁! 回転計(タコメーター)の高回転域に表示されるレッドゾーン、赤くなっている[…]
250と共通設計としたことでツアラーから変貌 2018年型でフルモデルチェンジを敢行した際、従来の650共通ではなく250共通設計へと方向変換。ライトウェイトスーパースポーツへ大きく舵を切り替えた。完[…]
最新の投稿記事(全体)
デイトナを制した伝説のマシンが代官山に出現! 日本が世界に誇るサンダンスハーレーのレーシングマシン「Daytona Weapon I」と「Daytona Weapon II」が、代官山蔦屋書店(東京都[…]
私は冬用グローブを使うときにインナーグローブを併用しています。防寒目的もありますし、冬用グローブを清潔に保つ目的もあります。最近、長年使い続けたインナーグローブが破れてしまったこともあり、新品にしよう[…]
白バイ隊員はバイクバカ⁉ 白バイに乗りたい、白バイ隊員になりたい、と白バイ隊員を目指す警察官のなかでバイクに関心のない人はいないと言い切っていいかと思います。少なくとも私が知るなかではひとりもいません[…]
みなさんは「バイク用のインカム」に最低限必要な機能はなに? と聞かれたら何だと答えますか? 近年はインカム市場にもさまざまなメーカーが参入してきており、いちユーザーとしては選べる選択肢が多いのは嬉しい[…]
年間6000台が目前に! BMW Motorradは、2024年の新規登録台数が2010年7月の統計開始以来、史上最高を記録。BMW Motorradの登録台数は250cc市場で5,986台(対前年比[…]
- 1
- 2