数多くの車両販売を手掛けるバイク館が、輸入バイクをテーマとした試乗会を開催。価格の安さもさることながら、ギラついた個性の強さが面白いのが輸入車。一挙に乗れればこれほど楽しいことはない! 編集部が国内未導入のマシンに乗り倒してきた。本記事では、中国は五羊ホンダが販売する「CB190SS」を取り上げる。
●文/写真:ヤングマシン編集部 ●取材協力:株式会社バイク館イエローハット
五羊ホンダ CB190SS 概要
五羊ホンダ CB190SS 試乗インプレッション:輸入車ならではの軽量ネオクラシック
中国の五羊ホンダが手掛けるCB190SS。今回試乗した数ある車両が並ぶ中で、個人的に光り輝いて見えたのがこのマシンだ。言わずもがな、カッコいい…! スポークホイールをはじめ、全体的にネオクラシックらしくまとめながら、倒立フォークや各部の意匠、マフラーのデザイン等はレーサーチックにスポーティ。セパレートハンドル風に絞ったバーハンドルも、雰囲気を味わうには十分だ。高さがあるためポジションもきつくなく、約15Lものタンク容量と合わせてどこまでも駆け抜けたくなる。
走りもなかなか秀逸で、コーナリングのたびに胸が高鳴る。いい意味で「軽々しさ」がなく、ニュートラルでクセのない操作感をしっかり味わうことができるのだ。そこには間違いなくクラシック“風”では済まない楽しさがあった。国内に流通する軽二輪クラスにはこうしたデザインの車両が少なく、待ち望んでいるライダーも多いのではないだろうか?
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