
ヤマハは、MT-07をベースとしたスポーツヘリテイジモデルの「XSR700」を価格改定し、2023年モデルとして1月31日に発売する。昨年のマイナーチェンジでエンジンは令和2年排出ガス規制に適合し、足まわりも強化。灯火類はLED化され、メーターもアップデートを受けた。価格は6万6000円アップの100万1000円だ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ヤマハ
円安や物価の高騰を受け、価格は6万6000円上昇
ヤマハは、スポーツヘリテイジ「XSR」シリーズの2気筒モデル「XSR700 ABS」2023年モデルを発表。折からの為替変動や各種原材料等の高騰を受け、価格改定された。諸元や車体色に変更はない。
2022年春のマイナーチェンジでは、扱いやすいトルクデリバリーに定評のある並列2気筒エンジンを令和2年排出ガス規制に適合させたほか、タイヤは新たにミシュラン・ロード5を採用、フロントブレーキディスクの大径化(φ298mmに)、灯火類のLED化、ネガポジ反転LCDメーター採用といった変更を受けた。
また、その際に車体色は白×青(色名:ラジカルホワイト)のRZ350カラー、そしてグラフィックパターンは異なるものの黒×金(色名:ブラックメタリックX)のRZ250イメージカラーを採用。ヤマハはこれを「往年のヤマハスポーツバイクを想起させるグラフィック&カラーの採用」としているが、1980年代初頭に2ストローク再興の立役者となったRZシリーズのカラーは、今見てもかっこいい!
YAMAHA XSR700 ABS[2023 model]
| 車名 | XSR700 | 
| 認定型式/原動機打刻型式 | 8BL-RM41J/M419E | 
| 全長×全幅×全高 | 2075×820×1130mm | 
| 軸距 | 1405mm | 
| 最低地上高 | 140mm | 
| シート高 | 835mm | 
| キャスター/トレール | 24°30′/90mm | 
| 装備重量 | 188kg | 
| エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ | 
| 総排気量 | 688cc | 
| 内径×行程 | 88.0×68.5mm | 
| 圧縮比 | 11.5:1 | 
| 最高出力 | 73ps/8750rpm | 
| 最大トルク | 6.8kg-m/6500rpm | 
| 変速機 | 常時噛合式6段リターン | 
| 燃料タンク容量 | 13L | 
| WMTCモード燃費 | 24.6km/L(クラス3、サブクラス3-2、1名乗車時) | 
| タイヤサイズ前 | 120/70ZR17 | 
| タイヤサイズ後 | 180/55ZR17 | 
| ブレーキ前 | 油圧式ダブルディスク | 
| ブレーキ後 | 油圧式ディスク | 
| 乗車定員 | 2名 | 
| 価格 | 100万1000円 | 
| 発売日 | 2023年1月31日 | 
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