●文:ヤングマシン編集部 ●CG:SRD
ヤマハは、日本/欧州/オーストラリアで「XSR GP」という商標を2022年4月に出願。ネオクラシックネイキッドであるXSRの派生バージョンを検討している模様だ。
「GP」の名称で思い浮かぶのは、『ヤングマシン』2022年1月号で提唱したXSR900のフルカウル仕様だ。そもそも現行XSR900は、’80年代WGPレーサーのYZR500をイメージしたデザイン。「XSR GP」はカウルをまとい、より忠実に“GP”マシン風のフォルムを再現すると予想したい。
なお過去において、’17XSR900にビキニカウルを装着した“アバルト”バージョンが欧州限定で販売された。XSR GPが現実に発売されれば、XSRシリーズ初のフルカウルとなる。
近頃はMVアグスタ スーパーヴェローチェ/トライアンフ スピードトリプル1200RR/ホンダ ホーク11のように、’60~’70年代風ロケットカウルがトレンド。XSRの場合もSTDの丸眼1灯を活かした’70年代末~アーリー’80年代のレトロレーサー風がよく似合う。ただし、ひと工夫を加えるのがヤマハ流。’80年代の耐久レーサーFZR750のように2眼フルカウルも可能性アリ、と予想したい。
ヤングマシン編集部では、XSR GPの発表時期を’22年秋と予想する。
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