ワークマンの’22コレクションの中でも、ライダー向けに特化したものから、これは使えそうだという製品まで、幅広く集めてテストしてみた。日本は35℃を超える猛暑日が珍しくないことから、高機能なアンダーウエアが市民権を得ている。もちろんワークマンでもラインナップがあり、これらをうまく組み合わせることで真夏のツーリングが快適になること間違いなし!
●文:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:山内潤也 ワークマン ●外部リンク:ワークマン
汗をかいても肌面はドライ。紫外線を99%以上カット〈トレッキング長袖Tシャツ〉
水をほとんど吸収しないポリプロピレン糸を使用し、汗を積極的に吸収して表側に移動→蒸散させるのがゼロドライシリーズだ。ネオは’21年に登場した次世代の生地で、肌面を凹凸感のあるグリッド状とし、よりドライな肌触りとしているのが特徴だ。’21年はスタンドカラーのハーフジップのみだったが、’22年は長袖と半袖バージョンが新登場。
このシリーズは以前から愛用しているが、ネオは汗をかいたときのドライ感が増しており、総じて快適性がアップした。なお、左脇に設けられた隠しポケットは、これ1枚で過ごす際に意外と重宝するギミックだ。
鉱石による疲労軽減アンダー〈リカバリー長袖クルーネック〉
体から放出されるエネルギーを、繊維に練り込まれた高純度セラミックスが吸収して熱に変換し、再放射することで疲労を緩和する環境を整えるというのが、このメディヒールだ。臨床実験により疲労やストレス緩和などの効果が認められたことから、一般医療機器に登録されている。
コンプレッション系だが着圧は強すぎず、また両脇のメッシュ生地による通気性が心地良い。せっかく買うならより高機能なものを、というライダーにお勧めだ。
触れれば冷たさ実感。夏のツーリングに最適〈ICE ARMOURフルレギンス〉
レザーパンツやデニムパンツを直に穿くと、汗ばんだときに肌に張り付いて不快なだけでなく、足の動きが妨げられて危険な目に遭うことも。それを軽減してくれるのが、高機能なレギンスである。
このアイスアーマーは、特殊な編み方によって接触冷感機能を持たせたワイルドアイスという生地を使用。適度な伸縮性と優秀な立体裁断によってフィット感が高く、さらに縫製がフラットシーマーなので、縫い目のゴロつきがほとんどないのも美点だ。
1枚あると重宝 肌寒いときにも〈メリノウールMIXワッフル長袖Tシャツ〉
’19年の秋冬に発売したソックスを皮切りに、メリノウールのラインナップを拡充しているワークマン。この長袖Tシャツは2シーズン目で、’22年は胸ポケットの形状を変更している。ワッフル生地の肌面には水分を含まないポリプロピレンが使われており、夏でもドライな肌触りをキープ。朝晩の寒い時間帯に1枚あると非常に重宝する。
春夏でもメリノ! 抗菌防臭効果あり〈Spring Merino先丸2足組〉
羊からとれる天然素材のウールは防寒性のイメージが強いため、春夏には不向きな素材と思われがち。だが、吸湿性/保温性/調湿性にも優れることから、通年快適に着用できるのだ。このソックスはエクストラファインメリノを40%混紡しており、ウール独自の抗菌防臭効果を実感できる優れものだ。
頭部の汗対策&日焼けを軽減!〈ICE ARMOURクールバラクラバ〉
ヘルメット内の汗対策として、吸汗速乾性に優れるインナーキャップを使うライダーは多い。また、ネックゲイターは首回りの日焼け対策として、今や定番商品となっている。このバラクラバは、その二つの機能を合わせたものであり、特にジェットヘルユーザーなら顔の日焼け対策もできてしまう。これで780円は非常にお買い得と言えよう。
半袖と組み合わせて日焼け対策〈MOVE ACTIVE クールスリーブプリント〉
半袖Tシャツの上にジャケットを羽織ると、汗ばんだ肌が裏地に張り付いて不快に感じたり、またアウターがメッシュだとわずかとはいえ紫外線が透過して日に焼けてしまうことも。それを軽減してくれるのがこうしたアームカバーだ。このクールスリーブは1組580円と安価であり、カラーバリエーションが豊富なのもうれしい。
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