ブルターレ1000RRよりも、ポジションをネイキッドらしくし、よりオールラウンドな特性となったブルターレ1000RS。RRとの装備の違いや異なるキャラクターを紹介しよう!
●文: ライドハイ(小川勤) ●写真: 真弓悟史
扱いやすさが光るハンドリングを披露。3気筒にはない大トルクが余裕の走りを約束
近年、3気筒のバリエーションモデルを続々と登場させてきたMVアグスタだが、4気筒モデルの開発も進んでいる。ここで紹介するブルターレ1000RSは、これまでの1,000cc/4気筒ブルターレよりもフレンドリーなキャラクターとされ、より多くのシーンやユーザーをターゲットにしていることがわかる。
ブルターレのフラッグシップであるブルターレ1000RRの価格は459万8,000円。今回紹介するブルターレ1000RSは357万5,000円。約100万円の差があるが、まずはその装備の違いをみてみたい。
その違いは主に足周りにあり、RRは前後にオーリンズ製の電子制御式サスペンションを装着。さらにホイールはアルミ鍛造、外装パーツの一部にカーボンパーツが奢られる。
対してRSのサスペンションは、フロントがマルゾッキ製、リヤがザックス製のフルアジャスタブルを採用。ホイールはアルミ鋳造となり、外装は樹脂製だ。ただし、乾燥重量はどちらも186kgで変更はない。
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