MV AGUSTA DRAGSTER 800 ROSSO×ライドハイ

【MVアグスタ ドラッグスター800ロッソ インプレ-01】ドラッグレーサーにインスパイアされた「加速のカタチ」

アグレッシブなストリートファイターとして生み出されたモデルが「ブルターレ」シリーズだが、そこらから派生し、より過激なスタイリングを与えられたのが「ドラッグスター」シリーズだ。ここでは最もベーシックな「ドラッグスター800ロッソ」の詳細を見ていこう。


●文:ライドハイ(伊丹孝裕) ●写真:長谷川徹

MVアグスタの世界がグッと身近に

MVアグスタの数あるラインナップの内、異端の存在が「ドラッグスター」シリーズだ。初代モデルは2015年に導入され、当時は「ブルターレ800ドラッグスター」と呼ばれていた。

つまり、ブルターレから派生したメーカーカスタムだったわけだが、後に独立したポジショニングを構築。現在はブルターレの名が外れ、ドラッグスター800RC SCS/RC/RRピレリ/RRアメリカ/RR SCS/RR/ロッソという7機種ものグレードで大きな勢力になっている。今回はその中から「ドラッグスター800ロッソ」を紹介しよう。

イタリア語で「赤」を意味するロッソは、ドラッグスターシリーズのスタンダードモデルとして2020年春から発売が始まり、間もなく2021年モデルも登場する。上位グレードとの大きな違いは3気筒エンジンの仕様で、それらが140hp/12300rpmの最高出力と8.87kgm/10100rpmの最大トルクを発揮するのに対し、ロッソは110hp/11500rpmと8.46kgm/7600rpmを公称している。


※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

最新の記事