
ヤマハが行なっている2輪ライディングの基礎を学ぶスクール「ヤマハライディングアカデミー(YRA)」。このカリキュラムに、GPS機器を活用しライディング技術を視覚化する「ヤマハ ライディングフィードバックシステム(YRFS)」が導入される。このYRFSはライディングスキルの“見える化”が可能で、さらなる運転技術の向上が可能ということだが? 一体どんなものなのか。本当に意味がありそうなのか? フリーランスライターの谷田貝洋暁が体感してきた!
●テスター:谷田貝洋暁 ●取材協力:ヤマハ
「走りにメリハリを付けて~」とは、スクールでよく言われることだ。しかし、押し並べて“メリハリ”と言われても、ドコからドノくらい減速して、スロットルはドコで開けるの? 走行中に指示をもらっても、イマイチ実践しにくいものだ。技量やバイクが違えばアクセルやブレーキポイントも違ってくるからだ。
そんなジレンマを解消すべく、ヤマハが開発導入したのが「ヤマハ ライディングフィードバックシステム(YRFS)」。精度の高いGPSを使い、加速/減速の度合いをデータ化。走行軌跡に重ね合わせることで、どれだけアクセルが開けられているのか? ブレーキをどれだけかけることができているのか? つまりは走りのメリハリ部分を可視化することに成功したのだ。
実際に体感した感想としては、YRAが対象とする受講者は初心者がメインではあるものの、走行の状態/操作状況が明確に可視化されるので、自身のウィークポイントの洗い出しに非常に有効なシステムだと感じた。むしろ中級/ベテランにとっても、運転技術向上のための“新たな気付き”のチャンスとなるだろう。
YRFSが導入される予定のスクールスケジュール
- 5月15日:福岡市立ヨットハーバー(福岡県福岡市西区小戸3-58-1)
- 6月12日:京都府安全協会自動車練習場(京都府京都市伏見区淀樋爪町634-2)
- 6月13日:ネスタリゾート神戸第3駐車場(兵庫県三木市細川町垂穂894-60)
…というわけで、YRFS詳細は下の映像をご覧あれ ↓
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