●文:ライドハイ編集部(中澤孝志) ●写真:折原弘之、ハスクバーナ・モーターサイクルズ
75馬力ものパワーを発揮するビッグシングルスポーツ
大径ピストンひとつでトルク&パワーを捻り出す。単気筒は最も原始的(?)なエンジン形式といえるかもしれない。もちろん現在も小排気量モデルやデュアルパーパス&オフロードモデルでも使われているが、新車が発売されている、大排気量……いわゆるビッグシングルのロードスポーツモデルは、現在ハスクバーナ・モーターサイクルズのヴィットピレン701と姉妹車両のスヴァルトピレン701しかない。
ビッグシングルは、2〜4気筒勢に比べてエンジンスペックで劣っているせいなのか、単に魅力的なモデルがなかっただけなのか……いまひとつ、脚光を浴びる存在になっていない。さらにロードスポーツともなれば、好きモノが選ぶレアバイク、としか捉えられていないのが現状といえる。
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