フランスのライディングウエアブランド「イクソン」は、日本人唯一のMotoGPライダーである中上貴晶とライダー契約を交わしたと発表した。中上は同社のレーシングスーツでグランプリを戦うのはもちろん、フレンチブランドの魅力をアジアにPRするアンバサダーとしても活躍する。
フランス発“第3のウエアブランド”
イクソンは‘96年にフランスで創業したバイク用ウエアブランド。現在では約70カ国で販売されているほか、KTMのB.ビンターやM.オリベイラ、アプリリアのA.エスパロガロといったMotoGPライダーが同社のレーシングスーツを愛用しており、イタリアのアルパインスターズやダイネーゼに次ぐ第3勢力としてレース界でも存在感を発揮している。
そんなイクソンは‘21年、中上貴晶とライダー契約を交わしたと発表した。今年、念願の最新型ホンダRC213Vを獲得した中上はフレンチブランドのレーシングスーツでMotoGPを戦うほか、日本とアジアのアンバサダーとしてイクソンをPRする役割も担っていくという。
まだ我々には耳馴染みのないイクソンだが、ツーリング向けのテキスタイル製品や街乗り用のカジュアルウエア、パンツやグローブ、シューズまで幅広く手がけている総合ウエアメーカー。自社内に開発を担うラボや生産工場を持っており、設備面でも人材面でもトップブランドを猛追している気鋭のブランドだ。
また、イクソンは今年から本格的に日本上陸も果たしており、そうした意味でも中上とのタッグは大きな意味を持つはず。日本向けはアジアフィットの製品を多数用意し、価格もやや抑えた設定とするというから、フランスの粋なデザインを我々日本人も気軽に楽しめそうだ。
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