2020年11月4日、秋ヶ瀬サーキットで開催された『第25回ミニバイク全国大会』に、中野真矢監督が率いる56RACINGの若武者2人が参戦。56RACINGは、全国のミニバイクライダーが集まり日本一を競うこの大会に参戦することを目標に練習を重ねてきていた。
仕切り直しのレースはまずまずのスタートから、それぞれが勝負を仕掛ける
秋ヶ瀬サーキットで11月4日に行われた『第25回ミニバイク全国大会』には、56RACINGから小田喜阿門選手と山根昇馬選手の中学1年生コンビが出場した。今シーズン、56RACINGは全国のミニバイクライダーが集まって日本一を競うこの大会を目標に各レースを戦い、研鑽を積んできている。
出場するSP12クラスに出場するのは26台。エキスパートライダーが集っていることもあって、予選から白熱した争いとなった。タイムアタックでは小田喜阿門選手が7位、山根昇馬選手が9位となり、全国大会のレベルの高さを改めて感じさせる。
決勝レースではスタートでアクシデントがあったため仕切り直しとなり、小田喜選手、山根選手共にまずまずのスタートを切った。山根選手は最終コーナーで追い抜きを掛けた際に転倒。小田喜選手は他の選手との激しいバトルで序盤のペースが上がらなかったものの後半にペースを上げ、トップグループの転倒にも助けられて4位まで順位を上げ、最終ラップには前を走る選手に勝負を仕掛けて最終的に3位でゴールした。山根選手は再スタート後も諦めずに走り23位となった。
中野真矢監督のコメント
「中学1年生の2人のライダーを率いて、この1年間練習を重ねてきました。全国から集まるテクニックのあるベテランライダーと一緒に走る事で、色々な事を学んで欲しいと思い、この大会を目指してきました。予選では練習のタイムを更新出来ずに苦戦していましたが、決勝では2人共攻めの姿勢で走り、練習をしてきた成果を出してくれました。チームを支えて頂いた皆様に感謝致します。ありがとうございました」
小田喜阿門(おだき あもん)
【生年月日】 2007 年12 月17 日生まれ(12歳) 中学1年生
【出身地】 東京都
【身 長】 142cm
【体 重】 31kg
【血液型】 RH+A
【趣 味】 MotoGP レース鑑賞
【将来の夢】 MotoGP ライダーになってチャンピオンになる
【主なレース歴と戦績】
2016年 千葉北キッズポケバイ選手権/74Daijiro Cup 最終戦フレッシュマンクラス優勝
2017年 千葉北キッズポケバイ選手権/74Daijiro Cup 74エキスパートンクラスシリーズ2位
2018年 千葉北ポケバイ選手権 オープンクラスチャンピオン
2019年 ミニバイクレースにステップアップ/秋ヶ瀬 モトチャンプ杯 HRCトロフィーチャンピオン
※2020年10月現在
山根昇馬(やまね しょうま)
【生年月日】 2007年6月19日生まれ(13歳) 中学1年生
【出身地】 千葉県
【身 長】 150cm
【体 重】 43kg
【血液型】 RH+O
【趣 味】 バイクに乗ること
【将来の夢】 MotoGPチャンピオン
【主なレース歴と戦績】
2016年 千葉北ポケバイ選手権 オープンクラスチャンピオン
2017年 千葉北ポケバイ選手権 オープンクラスチャンピオン/秋ヶ瀬モトチャンプ杯 イーグルエキスパートクラスチャンピオン
2018年 ミニバイクレースにステップアップ/桶川 関東ロードミニバイク選手権 HRCトロフィークラス参戦
2019年 桶川 関東ロードミニバイク選手権 SP12エキスパートクラス参戦
※2020年10月現在
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