隠しビス・ツメの返しに注意しながら外装を外す
走行50万km超!? のバイク便のメンテも行う代表の後田吾郎氏(左)とメカニックの今井晴彦氏。ADV150は初体験。
ライダーの目に付くアッパーカウル部分にネジはなく、樹脂製のヘラで合わせ面を注意深く開きながらツメを探る。
ハンドルポストを取り巻くカバーを外すと、ようやくプラスビスが出現。ビスを使うのは取り付け強度が必要な部品。
ヘッドライト横のカウルは面積が大きく、ガタつきを抑えるため固定ポイントが多いため、取り付け方法を入念に確認。
シート下やステップ部分のカウルとの重なり具合を観察し、ビスの取り忘れがないことを確認して無事に取り外した。
ADV150の特徴である多機能液晶メーターはステー一体で取り外してから、裏側の配線カプラーを引き抜いておく。
メーターとステーを外せば、アッパーカウルが取り外せる。先端の黒いガーニッシュはライトユニットではなくカウル側に付く。
ステップ部分のゴムマットを剥がして、足元のサイドカウルを固定するボルトを外す。このカウルも前後に長い。
テールランプ上部のカバーを見れば、誰だってシート下のサイドカウルは左右別々に外せると思うはず…。
だがしかし、カウル本体の外周をくまなく観察してツメやビスを取り外しても、カウル後部が引っかかって外れない。
結局、左右カウルはテールランプにビス固定された状態で、テールランプとともに外れると判明。お二人もビックリ。
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