ヤマハが北米で発表した2021年型YZF-R3は、なんと表現していいかわからないような青緑色がインパクト絶大。カラー名は「エレクトリック ティール」とされ、前年のマットシルバーの代替として登場した。ブルーおよびブラックは継続販売されるようだ。
メ、メタリックマキタ……?『エレクトリック ティール』にホイールはバーミリオン!
ヤマハは、北米仕様の2021年型YZF-R3を発表。全3色の通常ラインナップがあり、そのうちの『エレクトリック ティール』がブランニューカラーとして加わったものだ。このほかにモンスターエナジーヤマハMotoGPエディションもあるが、通常色のブルーおよびブラックとともに、2020年型からの継続販売となっている。
新色のエレクトリック(電気)ティール(青緑)は、例える色がなかなか見つからないほど斬新で、電動工具で有名なアレをメタリックカラーにした……ぐらいしか思いつかない。しいて言えば、NSR250Rの最終モデル近くに採用されたレプソルカラーに似ていると言えなくもない……?
そしてホイールとカウルの一部に入った差し色はバーミリオン=朱色で、近年のMT-09などが採用する『アイスフロー』のホイール色に準じているようだ。
北米向けの仕様では、例えば2020年モデルのYZF-R6が採用していた鮮やかなオレンジなど、日本には導入されないキレッキレのカラーリングを採用することがあり、たびたび我々の目を驚かせてくれる。気になるのは、このYZF-R3の新色が日本でも販売されるかどうかだが、残念ながらよくわからない、というのが現状だ。
ちなみに、同じく北米仕様の2021年モデルとして発表されたのはYZF-R1/R1Mだが、こちらは全て2020年のカラーリングが継続となっている。また、YZF-R6に関しては2021年モデルの発表がなかった。次の機会なのか、それとも……。
YAMAHA YZF-R3[U.S. 2021 model]
【YAMAHA YZF-R3[U.S. 2021 model]】主要諸元■軸距54.3 シート高30.7(各インチ) 車重375ポンド(170kg)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 321cc 最高出力未発表 変速機6段 燃料タンク容量3.7ガロン(14L)■タイヤサイズF=110/70-17 R=140/70-17 ●北米価格:5299ドル(約56万4000円)/モンエナ仕様5599ドル(約59万5000円) ●色:青、黒、青緑、モンスターエナジー ●北米発売時期:2020年11月~
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