FIMレーシング・ホモロゲーション・プログラムの開始により、FIM公認の国際格式レースではヘルメットに求められる規格の取得が必要になった。これを受け、アライヘルメットは同社のフラッグシップモデル「RX-7X」にレース専用仕様の「RX-7X〈FIM Racing #1〉」を発表した。
FIM Racing Homologation Program の開始により登場
FIM Racing Homologation Programが開始されたことにより、FIM公認の国際格式レースでは、ヘルメットに求められる規格の取得が必須となった。アライヘルメットは、このホモロゲーションプログラム取得のため純粋なレーシングモデルを開発、発表。その名も「RX-7X FIM Racing #1」だ。
帽体強度はスネル規格仕様ものとし、帽体表面の強度を保ちながらFIMに求められる規格要綱を満たしている。純粋なレース専用モデルとして徹底的に軽量化を行い、レーシングスポイラー装着時の重量でも通常のRX-7Xと変わらないという。
また、標準装備となるRX-7Xレーシング・スポイラーは超高速域を走るライダーのために開発されたレーシングパーツ。超高速域のライディングにおいてヘルメットのスタビリティと首の自由度をもたらし、ライディングに集中できるようにすることを目的とし、素材選定より見直しを図って細かな分子密度を調整した。また、強度を保ちながら、転倒時には「かわす性能」を発揮するよう、剥がれ・破損するように設定。走行時・転倒時でもライダーの負担を最小限に抑えるよう開発された、FIM参加のカテゴリーに出場するためのレース専用モデルだ。
ARAI HELMET【RX-7X FIM Rading #1】
ARAI HELMET【RX-7X FIM Rading #1】●価格:6万4900円 ●サイズ:53-54、55-56、57-58、59 ●規格:FRHPhe-01/JIS ●帽体:PB-SNC2 ●内装:ハイフィッティング・アジャスタブル・FCS内装(抗菌・消臭・防汚内装/オプションにて調節可能‐特許) ●内装材には、帝人フロンティア(株)の「Ecopure(エコピュアー)」を使用
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