マシン・オブ・ザ・イヤー2018
アライがRX-7X・スペンサー40thを発売

スペンサーカラーには銀×青もあった! 40周年に発売

1985年にWGP250&500クラスでダブルタイトルを獲得した伝説のチャンピオンライダー、フレディ・スペンサー氏のレプリカカラーにサポート40周年を記念した新色の銀が登場。スペンサー氏たっての希望でアライをかぶり始めた当時のデザインを現代に蘇らせたのだ。

1980年にホンダと契約する前のカラー

アライヘルメットは、フレディ・スペンサー氏が16歳というプライベート時代から才能を見出してヘルメットをサポートしてきており、今年40周年を迎える。それを記念してデビュー当時のデザインを再現したシルバーのRX-7X・スペンサー40thが発売されることになった。これは1980年にUSホンダと契約する前の時代で、今やトレードマークとなっている赤×白×青のトリコーロールカラーのヘルメットを被る以前のデザイン。当時スペンサー氏は、ドゥカティやカワサキ、ヤマハなどのマシンを乗り継いでおり、写真のレーサーはヤマハのTZ750のようだ。

【ARAI RX-7X SPENCER 40th 価格:6万5800円  サイズ:54、55-56、57-58、59-60、61-62】こちらが新たに登場したシルバー。左サイドに「Freddie Spencer 1978 2018 Anniversary」のロゴが配置される。

「アライは私にとって大切な家族」

「今で言うMotoGPの年間チャンピオンを3回(1983年と1985年の500cc World GPで2回、1985年の250cc World GPで1回)獲り、1985年はDaytona 200 mileでも優勝。 プロになって数多くのレースに優勝することもありましたが、逆に多くのレースで事故もあり、アライに護ってもらいました。完璧なまでの気遣いをしてくれる関係で、アライは私にとって大切な家族のようなものです。 初めてアライを被ったときの印象は、とにかく被り心地が良かったことを覚えています。当時はレースで結果を残すことが重要な時期、アライの素晴らしい被り心地のおかげで、レースに集中することができました。 1978年、プロのレーサーになって以来アライを被り続け、2018年は40年目に当たり、その40周年を記念したレプリカモデルが登場します。デザインは、1978年最初のカラーリングと1980年代のカラーリングの2種類。 40年間、何事にもかえ難いサポートをしてくれたアライに、心から感謝しています」(スペンサー氏談)

スペンサー氏の語る「1978年最初のカラーリング」がこのシルバー。当時のマシンと同じカラーで、今となっては新鮮な印象だ。

ホンダ時代を象徴するトリコーロールも40thに

1980年にUSホンダと契約したスペンサー氏のその後の活躍は、説明の必要がないくらい有名なもの。1982年、世界グランプリにホンダからフル参戦する年のデイトナスーパーバイクにCB750Fで優勝。翌1983年はケニー・ロバーツとの死闘を制してWGP500チャンピオン獲得、そして1985年のRS250RW(NSR250)/NSR500での2クラス制覇と短期間で驚異的な活躍を演じている。その時のカラーリングが私たちの知る”スペンサーカラー”で、赤×白×青のトリコロールだ。これはUSホンダカラーが元とも言われ、マルコム・キャンベルなど他のライダーも着用していたもの。しかし、あまりのスペンサーの活躍でイメージが定着し、現在まで多くのライダーに愛されているカラーとなったのだ。

【ARAI RX-7X SPENCER 40th 価格:6万5800円  サイズ:54、55-56、57-58、59-60、61-62】こちらはロングセラーのレッド。左サイドに「Freddie Spencer 1978 2018 Anniversary」のロゴが配置される。

上がRX-7Xスペンサー40thをかぶってライディングする現在のフレディ・スペンサー氏。下は、1985年当時のスペンサー氏。マシンは同じRS250RW、後のNSR250だ。ヘルメットのストライプは当時と異なっている。

ニュース提供:アライヘルメット

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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