1本出しマフラーや全灯LED化、スマホ接続機能を採用

スポーティさを増したカワサキ「ニンジャ1000SX(Ninja 1000SX)」2020年モデル登場!

「楽で速い」の代名詞的存在であるニンジャ1000がモデルチェンジ。車名をニンジャ1000SXへと改めた第4世代のニンジャ1000は、排出ガスの清浄化や全灯LEDによるスポーティな新スタイリングの採用、快適性の向上や各種電子制御の装備がトピックだ。

スポーティな乗り味とリラックスしたライディングポジションで人気のツーリングスポーツ、カワサキ「ニンジャ1000SX」が登場する。第3世代まではニンジャ1000(欧州ではZ1000SX)を名乗っていたが、今回の改名で呼称も統一。ニンジャシリーズ共通のスポーティなイメージを強調しつつ、快適性能にも抜かりはない。

全体には熟成と言えるモデルチェンジで、スタイリングはよりスポーティかつダイナミックに。並列4気筒エンジンは優れたパフォーマンスを維持しながら、排出ガスのさらなる清浄化を達成し、クルーズコントロールやクイックシフター、KTRC(カワサキトラクションコントロール)とパワーモードを組み合わせたインテグレーテッドライディングモード、スマートフォンと接続機能を備えた新型4.3インチTFT液晶スクリーンなどを採用している。

足まわりは、従来同様にニンジャZX-10Rからフィードバックを受けた倒立フォークにホリゾンタルバックリンクリヤサスペンション、ラジアルポンプマスターシリンダーとモノブロックラジアルマウントキャリパーなどを装備。タイヤは新たにブリヂストン・バトラックスハイパースポーツS22を装着する。

リラックスしたライディングポジションは引き継ぎながら、快適性を高めたシートや4段階の角度調整式(工具不要)ウインドシールドを採用。グラブバーは純正アクセサリーのパニアケースが簡単に装着できる「クリーンマウントパニアシステム」とした。発売日は2020年4月4日、価格は148万5000円だ。

ニンジャ1000SXは「カワサキケアモデル」の対象となっていおり、カワサキプラザの購入特典である1年目の距離無制限のロードサービスと計3年間の新車保証に加え、「カワサキケアモデル」としてカワサキプラザでの定期点検5回・オイル交換3回のメンテナンスを無償で受けることができる。

KAWASAKI Ninja 1000SX[2020]

【KAWASAKI Ninja 1000SX[2020]】主要諸元■全長2100 全幅830 全高1190~1225 軸距1440 シート高820(各mm) 車重236kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒 DOHC4バルブ 1043cc 141ps/10000rpm 11.3kg-m/8000rpm 変速機6段 燃料タンク容量19L■キャスター24° トレール98mm タイヤサイズF=120/70ZR17 R=190/50ZR17 ●価格:148万5000円 ●色:灰、緑、白 ●発売日:2020年4月4日 ※ETC2.0搭載

KAWASAKI Ninja 1000SX[2020]メタリックグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック(GY1)

KAWASAKI Ninja 1000SX[2020]メタリックグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック(GY1)

KAWASAKI Ninja 1000SX[2020]メタリックグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック(GY1)

KAWASAKI Ninja 1000SX[2020]エメラルドブレイズドグリーン×メタリックカーボングレー(GN1)

KAWASAKI Ninja 1000SX[2020]エメラルドブレイズドグリーン×メタリックカーボングレー(GN1)

KAWASAKI Ninja 1000SX[2020]エメラルドブレイズドグリーン×メタリックカーボングレー(GN1)

KAWASAKI Ninja 1000SX[2020]パールブリザードホワイト×メタリックカーボングレー(WT1)

KAWASAKI Ninja 1000SX[2020]パールブリザードホワイト×メタリックカーボングレー(WT1)

KAWASAKI Ninja 1000SX[2020]パールブリザードホワイト×メタリックカーボングレー(WT1)

ニンジャ1000SXのディテール解説

エンジンは吸気ファンネル長を変更し、カムシャフトのプロフィール見直しや電子制御スロットルの採用、右1本出しマフラー、アシスト&スリッパークラッチなどの採用により、扱いやすさを増しつつ排出ガス規制に対応した。

4.3インチTFT液晶パネルを採用。IMUと連動した電子制御技術に加え、インテグレーテッドライディングモード、スマートフォンとの接続機能、クルーズコントロールなどを装備した。ETC2.0とグリップヒーターの標準装備もうれしい。

ウインドシールドは従来モデルよりも少し角度を立てて装着。工具いらずで4段階の角度調整も可能だ。

シフトアップ/ダウン双方向対応のクイックシフター。

DC電源ソケットを標準装備。リヤフレームにはヘルメットロックも標準装備する。

フロントシートには汎発性と形状保持性が硬い高密度ウレタンクッション素材を新たに採用し、快適性を向上。

ラジアルポンプマスターシリンダー&ラジアルマウントキャリパーを採用。スーパースポーツグレードの高精度ブレーキマネジメントシステムKIBSを装備する。

タイヤはブリヂストン・バトラックスハイパースポーツS22を新採用。マフラーは右1本出しの集合タイプとなった。

フレームはアルミ製ツインチューブタイプを採用。足まわりは倒立フォークとホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションで固めている。

こちらはアクセサリー装着車。容量47Lの大型トップケースはワンキ―システムを採用。フレームスライダー、アクスルスライダー、クランクケースリング、ウインドシールド(スモーク)、大型ウインドシールド(クリア/スモーク)、シングルシートカバー、スマートバッグ、タンクパッド、ホイール リムテープ、オイルフィラーキャップ、メーター耐傷フィルムをラインナップしている。

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