ヤンマシファン2300人の投票結果

ファン投票で選ばれた’19年の人気バイクランキング【マシン・オブ・ザ・イヤー:総合部門】

前回王者、今回はブーストかからず?

圧巻の加速を示すスーパーチャージャーをバイクで世界初搭載したNinja H2。’19年型で驚異の231psに到達した。デビュー2年目の’16年、前回の’18年で2勝を挙げたが、今回はこの順位に。再浮上してきた同門のZX-14Rと票を分け合ったか?

【MOTY総合部門 第7位 KAWASAKI Ninja H2 CARBON 獲得投票数65票】 ■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ+スーパーチャージャー 998㏄ 231ps/11500rpm 14.4kg-m/11000rpm ■238kg(装備) シート高825mm 17L ■タイヤF=120/70ZR17 R=200/55ZR17 ●価格:363万円

ミニインプレ
998ccという排気量以上のトルクを感じさせる中低速域を得て、8000rpmからチャージャーが本格炸裂。初期MotoGPマシン風の過激な加速を見せる。しかしながら無難に走らせることも可能だ。

総合部門 第7位:カワサキ Ninja H2カーボン[65票]

SP投入で王道ネイキッドがジワ上げ

直列4気筒ネイキッドが姿を消す中、ロングセラーを続けるCB1300が堂々の9位。’92初代CB1000SF以来トップ10の常連で、’17年10位、前回11位の成績だったが、今回ひとケタに復帰した。’19 年に投入された前後オーリンズ仕様=SPの影響も大きいだろう。

【MOTY総合部門 第9位HONDA CB1300SF/SB 獲得投票数58票】 ■水冷4ストローク並列4気筒 DOHC4バルブ 1284cc 110ps/7250rpm 12.0kg-m/5500rpm 変速機6段 燃料タンク容量21L ■車重268kg ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:188万5400円 ※諸元はCB1300SF SP

低回転から重厚なトルクとシルキーな吹け上がりを示し、重厚な体躯がキビキビ加速する。操縦性はSTDがナチュラル。SPはよりスポーティで、足がしっとり動き、軽快に向きを変える。

総合部門 第8位:カワサキ Ninja ZX-14R[63票]

徐々にダウンも、次回は躍進必至か?

初代900から数え、四半世紀超の歴史を持つホンダの最高峰スポーツ。大変更でクラス最軽量を達成した’17年に2位を獲得し、前回の7位からややダウンした。しかし、’20年はフルチェンジした革新のCBR1000RR-Rが登場。巻き返し確実か!?

【MOTY総合部門 第9位HONDA CBR1000RR 獲得投票数47票】 ■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 999cc 192ps/13000rpm 11.6kg-m/11000rpm ■車重195kg 燃料タンク容量16L ■ブレーキ F=Wディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=120/70ZR17 R=190/50ZR17

ミニインプレ
車重195㎏の軽量コンパクトな車体は、まるで600㏄。この車体を活かし、コーナーに積極的に挑めるのが強みだ。192㎰は、ライバルで最
も控えめだが、中速域のパワー感に優れる。

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