日本でも発売が熱望されているイタルジェット「ドラッグスター(DRAGSTER)」が、いよいよ5月に製造を開始する。そしてビッグニュースだ。MVアグスタジャパンがこれを輸入し、日本で販売するのだという。気になる予想価格は、ズバリ60万円。予想発売時期は2020年初夏だ!
EICMA 2018でコンセプトモデルとして発表されたイタルジェット「ドラッグスター」は、我々ヤングマシンのみならず多くのバイクファンに驚きをもって迎えられた。初代ドラッグスターは1995年に発売され[…]
フォーブス国際版が「’20年に乗るべきトップ5スクーター」と認めた、ハブステアのストリートランナー
EICMA2019で市販化が正式発表となったイタルジェットの最新作が、このドラッグスター125/200だ。独自特許で開発した操舵系は、ナックル部がハブ外にあるため厳密にはハブセンターステアではないが、操舵系と独立した片持ちロワーアームなど狙いはビモータと同じ。
そんなドラッグスター125およびドラッグスター200について、日本ではMVアグスタジャパンが取り扱うことに決定した。まず日本のファンの前にお目見えするのは、春の東京モーターサイクルショーでの展示。そして初夏の発売を目標にしているという。排気量は2本立てだ。気になる価格は125で本国価格5000ユーロ(約61万円)だが、日本でも60万円前後でいければというのが関係者の希望だ。
初期ロットシリーズはすでに予約完売!
本国では、2020年5月の生産開始をアナウンス。以下のようなリリースを発表している。
「『2020年にライドするべきトップ5スクーター』のひとつとしてフォーブスインターナショナルに選出されたDRAGSTER 125/200は、独創的なスタイルを持ち、誰もがもう待ちきれません。革新的で最先端の製品で世界的に知られている歴史的なイタリアのブランドは、皆さんを驚かせるでしょう。DRAGSTER マニアはすでに日本で発生しています」
「極東からの要求は2次曲線的に増加しています。日本は今、私たちのビジネスにとって最大の可能性を秘めた市場のひとつになりつつあります。DRAGSTERの販売では、輸出が生産車両の90%を占め、その中で最も重要なのは、極東の場合は日本、台湾、韓国、インドネシア、フィリピン、ヨーロッパの場合は英国です。3月末に東京で開催される「東京モーターサイクルショー」、ジャカルタで開催されるIIMSインドネシアインターナショナルモーターショー、4月にマドリードで開催される「Vive la Moto」など、最も重要なモーターサイクル展示会でDRAGSTERを展示します」
そしてイタルジェットの社長兼CEOのマッシモ・タルタリーニ(Massimo Tartarini)氏は、満足感をとともにこのように述べている。
「2輪の祖国と言っていい日本のような国が、DRAGSTERに夢中になっていることを本当に誇りに思っています。さらに、フォーブスのような権威ある雑誌によって世界的に認められたことで、独自の技術と設計が認められました。しかし、日本だけではありません。DRAGSTERは世界のあらゆる地域で期待されています。499ユニットの初期ロットシリーズは、すでに予約は20か国以上からの予約で埋まってしまいました。待ち続ける時間はもうすぐ終わります。DRAGSTERの生産は5月に開始されるのです!」
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