中国発の空冷単気筒を搭載した本格アドベンチャーモデル、中国ホンダ(五羊本田)CB190Xがバイク館SOXから発売されることがわかった。250ccフルサイズよりもやや軽めの150cc~200ccゾーンが注目されるなか、これはヒットの予感!?
中国の五羊ホンダで生産されているアドベンチャーモデル、CB190Xが日本上陸。五羊ホンダのラインナップにおいてはガソリンエンジン車のフラッグシップにあたる1台だ。フル装備で40万円を切るというのも驚き[…]
日本のホンダにはないラインナップが選択肢を増やす
ホンダの中国における二輪車生産・販売合弁会社である五羊-本田摩托(広州)有限公司は、125cc~190ccの空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載したホンダ車を展開。独自のラインナップは日本でも一部で知られており、これまでもバイク館SOXが輸入&販売してきている。
それらのバイクの特徴は、なんといってもリーズナブルな価格だろう。たとえばクラシカルなスタイルのCG125は12万9000円(8%税込)、ストリートファイター的なCBF125Rでも19万9000円(8%税込)と、1980年代以前の日本を思わせるような価格設定なのだ。
トップ35L、サイド各19Lのボックスを標準搭載し、ロンツーにも即対応
もちろん、新規で入荷が決まったCB190Xも例外ではなく、キャストホイールにリヤモノショックと充実の足まわりに加え、大型スクリーンにナックルガード、エンジンバンパー、アンダーガード、さらには3つのボックスセットまで標準装備して34万9000円(8%税込)というから驚きだ。もちろんABS(フロントのみ)も採用するほか、アッパーカウル内にはUSB給電ポートも。今すぐにでもロングツーリングに出掛けられる仕様といっていいだろう。
車重は148kgとまずまずだが、シート高は790mmとアドベンチャーモデルとして十分に低く、初心者やリターンライダーには嬉しいところ。テールランプとウインカーにはLEDを採用(ヘッドライトはハロゲンバルブ)している。
“日本のホンダ”というブランドにはこだわらず、性能はほどほどでいい。それよりも扱いやすく低価格でカッコよく、実用的な装備が欲しい……。そんなライダーには有力な選択肢のひとつになるはずだ。バイク館SOXではすでに店頭に並び始めており、ヤングマシンとしても試乗車が用意され次第、インプレッションをお届けしたいと考えている。
WUYANG-HONDA[五羊-本田] CB190X
【WUYANG-HONDA CB190X 2019】主要諸元■全長2030 全幅830 全高1375 軸距1355 最低地上高160 シート高790(各mm) 車重148kg■空冷4ストローク単気筒 184cc 15.9ps/8000rpm 1.53kg-m/7000rpm 変速機5段 燃料タンク容量14L■ブレーキF=ディスク R=ディスク タイヤサイズF=110/70R17 R=140/70R17 ●価格:34万9000円(8%税込) ●色:黒、赤、白(各色限定入荷)
WUYANG-HONDA[五羊-本田] CB190X のディテール
バイク館SOXではタイヤマハXSR155も入荷予定だという。続報を待て!
●情報および写真提供:バイク館SOX
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