Life with Harley 【YouTuber 埼玉の仙人・ IRON 1200】
人気YouTuberはなぜハーレーを選んだのか聞いてみた #ウィズ・ハーレー
- 2019/11/15
動画共有サイトYouTubeで配信する動画クリエイター「埼玉の仙人」さん。登録者12万人を超える人気チャンネルで、特に注目を集めているのが「軽トラ」シリーズ。キャンピングカーにカスタムしたり、車中泊の旅をしたりしている。そして最近、新たに加わったのが「ハーレー」シリーズだ。人気YouTuberはなぜハーレーを選んだのか聞いてみた。
文=守田二草 写真=藤村のぞみ
取材協力 / ハーレーダビッドソン埼玉花園 harleydavidson-saitamahanazono.com TEL.048-584-8080
どうせなら、好きなことで生きていこうと決めたんです
「実は10年くらい前にもハーレーに乗っていたんです。ローンがツラくて手放してしまったんですが、無理しても維持しておけばよかった…」
ちょっぴり後悔をにじませるのは、現在、スポーツスターのアイアン1200を所有する「埼玉の仙人」ことさとしさん。今年の夏にスポーツスターを納車したばかりだが、バイク歴は意外と長い。ハーレーを意識したのは小学生くらいの頃だったそう。
「オジさんがバイク乗りだったんです。多分ハーレーだと思うのですが、アメリカンバイクで家に遊びにきて、『カッコいいなぁ』と思ったのが最初ですね」
19歳の時には通学のために普通自動二輪免許を取得。カワサキのエストレヤ250に乗りはじめた。
「日常の足ですね。通学やバイト先に行くのに毎日のように乗っていました」その後、アメリカンバイクを扱う人気ショップのパーツ部門に就職。周囲にカスタムしている人も多く、73年式のショベルヘッドエンジンをベースにチョッパーをフルオーダーで製作した。「リジッドフレームに乾式クラッチというコテコテのチョッパー。セルスターターがなくてキックのみ。2時間キックし続けたこともありました(笑)」職場の仲間はバイク仲間でもあり、同僚の結婚式には記念ムービーを作ってプレゼントしたこともあったという。
動画を作るのは初めてでしたが、編集が楽しいってことに気づきました
その後、会社を退社し、ショベルのチョッパーも手放してバイト生活へ。派遣の仕事をしながらも所有し続けていたエストレアも手放し、精神的なモラトリアムに陥ってしまったという。
「今のままではいけないと思っていたんですが、自分が何がしたいのか、どうすればいいのかわからなくなってしまったんです。とりあえず、なんとなくバイトや派遣の生活を続けていました」
そうして迎えた29歳。本当に好きなことを思い切って、本気でやってみようと取り組んだのが動画クリエイターだ。
「どうせなら、おもしろいことをとことんやってみようと思ったんです」
活動6年間の中で、ようやく落ち着いてきたのが昨年のこと。試行錯誤の連続で、伸び悩んだこともあったが、好きなことだからこそ続けられたのだ
「また、ハーレーに乗りたいなって思っていました。しかも、今度乗るなら一番最新モデルって(笑)。前のショベルと違って、ハーレーらしくないポップなカラーが気に入ってます。それにインジェクションってスゴい!今さらながら恩恵を噛み締めています(笑)」
納車から一ヶ月が過ぎたが、まだ走行距離は660kmほど。これからの旅生活にも夢が膨らんでいる。仙人さんが本当におもしろいと思うことに取り組むことが、視聴者への共感へつながっている。
「キャンプもしたいし、カスタムにも挑戦したい。いつかアメリカの『ルート66』を走れたらいいな、と思っています」

この日は納車後の「1ヶ月点検」で「ハーレーダビッドソン埼玉花園」へ。早速、取材をする埼玉の仙人さん。現在、ほぼノーマルで、撮影用のGoProHERO7を2台装着。バイク神社で安全祈願に購入したお守りも。
このときの取材の模様はすでにYouTubeにアップされている。青木編集長も登場しているのでぜひご覧いただきたい。
埼玉の仙人
2013年の11月に動画チャンネル「埼玉の仙人」をスタート。伸び悩む時期が続いたが、軽トラシリーズがヒットし昨年末に登録者10万人を達成。今年、新たにハーレーシリーズがスタートした。https://www.youtube.com/user/SatoshiMachida
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