新型ハーレー2020年モデル HARLEY-DAVIDSON FXLRS LOWRIDER S

新型ハーレー ローライダーS衝撃デビュー!! #ウィズ・ハーレー

FXLRS LOWRIDER S

「ローライダーS」が帰ってきた! 2016年にセンセーショナルなデビューを果たし、惜しまれつつも2年足らずで姿を消してしまったあのSシリーズだ。新しくなったFXLRSは一体どんなモデルに仕上がっているのだろうか?

写真=松川忍 文=青木タカオ
取材協力/ハーレーダビッドソンジャパン https://www.harley-davidson.com/jp

見た目はもちろん、走りもより力強く

全身をブラックアウトし、ビキニカウルやブロンズのアルミ製鋳造キャストホイールを身にまとうのは、まだ記憶に新しいFXDLSと同じ。唯一無二のフォルムは「クラブスタイル」と呼ばれる西海岸発祥のカスタムトレンドを反映したもので、都会的そして不良っぽい。
今度はダイナフレームをソフテイルファミリーのニューシャシーに変えての登場。運動性能がより向上し、走りの切れ味がいっそう鋭いのは疑う余地がない。
FXLRSが搭載するVツインエンジンは、ミルウォーキーエイト114(排気量1868cc)。旧型が積んだツインカム110(1801cc)より最大トルクも143→155Nmと大幅に向上。強力な心臓部と高性能なシャシーで、完全に生まれ変わっているのだ。

FXLRS LOWRIDER S 詳細

セクシーなクラブスタイルもう逃すわけにはいかない!

新しい車体は、ブラックアウト仕上げへのこだわりに目を見張るものがある。マフラーと排気シールドは「ジェットブラック」に、フォークやトリプルクランプ、ライザーとハンドルバー、リアフェンダーサポートは「マットブラック」にカラーリングされ、LEDレイバックテールランプにはスモークレンズを採用。エンジン系統も、パワートレインやプライマリーカバー、タンクコンソールは艶を抑えた「リンクルブラック」に、ダービーカバーやインテーク、下部ロッカーカバーは高級感漂う「グロスブラック」に分けてフィニッシュへと至っている。
そして5ガロンタンクには、伝統的なグラフィックがセクシーな赤で描かれているのだから、もうたまらない!

FXLRS LOWRIDER S 詳細
ローライダーSならではのアイコンたちも踏襲。タンクオン・デュアルメーターを含め、全身を黒尽くめにし、精悍なスタイルとしている。LEDレイバックテールランプはスモークレンズ付き。

HARLEY-DAVIDSON FXLRS LOWRIDER S

■全長✕全幅✕全高:2.355✕850✕1,160mm■シート高(無負荷状態):690mm■最低地上高:120mm■ホイールベース:1,615mm■車両重量:308kg■レーク・トレール:28.145mm■フューエルタンク容量:18.9L■フロントタイヤ:110/90B19■リアタイヤ:180/70B16■フロント・リアブレーキ:フロント固定4ピストン・リアフローティング2ピストン■主要装備:Milwaukee-Eight114(排気量:1,868cc)■最大トルク155Nm/3000rpm■43mmシングルカートリッジ倒立フロントフォーク■ABS

■車両本体価格(消費税10%込)
ビビッドブラック:244万900円 バラクーダシルバー:248万3800円

関連する記事/リンク

関連記事

世の中はインターネットの時代である。今や生活必需品から趣味のグッズまで、何でもボタン一つで自宅に届く時代となった。しかし、すべてがその方法で購入できるわけではないし、購入さえすればOKというものでもな[…]

000
関連記事

SURESHOT SPEED SLIM CAFE Carbon Package なんと、美しいことか。思わず溜息がこぼれる。タンク、フェンダー、シートカウルなど外装をカーボンとした見るからに軽快なカフ[…]

関連記事

ヤングマシンを刊行する内外出版社がハーレー専門誌「WITH HARLEY(ウィズ・ハーレー)」を新創刊し、今日から販売がスタート! 編集者もユーザーも“一緒に”ハーレーという乗り物を楽しむことをモット[…]