Twitterで車名がトレンド入りするなど、東京モーターショーでもっとも注目されていると言っていいカワサキのニンジャZX-25Rについて追加情報が発表された。導入予定時期は2020年秋、そしてZ H2については2020年初夏が予定されている。
価格は未発表、車体色は3色展開の模様
ニンジャZX-25Rについて、技術的なことでわかっている内容は前記事ですべてお伝えした。だが、ファンが最も気にしているのは「本当に発売されるの?」「いつ? いくら?」ということだろう。それらについては追加で正式発表があったのと、本誌独自の情報を入手したので、ここでいったんまとめておきたい。
まずは、本当に発売される! 長らく待たされ続けて疑い深くなっている4気筒ファンにも、これは「間違いない」とお伝えしたい。公式に2020年秋頃と発表されたのだ。インドネシア仕様は2020年3月に発売となるが、排ガス規制のレギュレーションが異なる日本仕様については半年遅れとなる。価格は未発表であり、本誌情報網でも確実性のある数字は入手できなかった。車体色については公式発表ではないものの、3色展開だろうということが判明している。
さて、欲張りな一部のファンは「本当に250だけ?」と思っていることだろう。本誌としても、4気筒250cc復活の情報を得た頃から300~400ccのバージョンの存在については気にかけていた。ズバリ言ってしまうと「残念ながら現状では予定なし」である。一時は検討の俎上に挙がったこともあるようだが、その気配も感じられなくなった。ということで、我々としては4気筒250ccの復活を素直に喜び、大きな反響(=多くのファンが買う)をもってカワサキに「次もお願いしますよ!」と伝えるのが得策と言えそうだ。
Z H2については2020年初夏の導入が発表された
スーパーチャージドエンジンを搭載するZ H2に関しては、追加発表としては今のところ発売時期のみ。2020年初夏というから、ニンジャZX-25Rよりもやや早い時期になる。東京モーターショ-における現地レポートは改めてお伝えしたい。
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