第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

小さなプレミアムという市場を創造するか

Ninja ZX-25Rで4気筒250ccが本当に復活!! カワサキがやってくれた[2万回転フォーミュラサウンドを震えて待て!]

  • 2019/10/23

俺たちのカワサキがやってくれた! シビれる! あこがれるゥ! そんなテンションで迎えたい、ビッグなスモールプレミアムのお出ましだ。その名はNinja ZX-25R! 本誌既報通りのネーミングで、東京モーターショーで正式発表となった。詳細スペックの発表がこれほど楽しみなマシンはいつ以来だろうか……!

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Ninja ZX-25R、250ccクラスに4気筒が復活の狼煙!

最初にその存在をキャッチしたのはいつだったか……。徐々に浮かび上がってきたマシンコンセプトなどを報じる我々も半信半疑だったことは否めない。それが“ほぼ確実”となったのが、本誌8月号(6月24日発売号)だった。車名はNinja ZX-25Rで間違いないだろう、フレームはNinja H2で培ったスチールパイプフレームで……。少しずつ聞こえてくる情報に、わくわくせずにはいられなかった。

詳細スペックの発表はまだしばらく先になるだろうが、これほど「レッドゾーンは何回転から!?」「50馬力を超えるの!?」などと数値が気になるバイクも久々だろう。特に250ccクラスでは、あの熱い1980年代を思い起こさずにはいられないほどだ。

実際の速さなどどうでもいい。ただ馬力が欲しいなら大排気量に乗ればいいからだ。だが、2万回転の咆哮を安全な速度で味わえるという究極の自己満足の世界は、リッターマシンを乗りこなすベテランライダーにとっても抗えない魅力がある。そういう尖ったコンセプトのマシンなのだから、好き嫌いが分かれるのも当然だろう。

とはいうものの、ただエンジン音を楽しむマシンというだけではないこともハッキリした。詳細スペックは発表されていないものの、フロントサスペンションはSFF-BP(ビッグピストン)、フロントブレーキにはシングルディスク+ラジアルマウントモノブロックキャリパー、電子制御にはKTRC(カワサキトラクションコントロール)、KQS(カワサキクイックシフター)、そしてパワーモードと、大排気量クラスにも負けない豪華装備が列挙されているからだ。これは革命的なスモールスーパースポーツと言っていい。

東京モーターショー会場ではさらなる詳細な取材を敢行する。続報を待ってほしい。

Ninja ZX-25R、カワサキ公式より

250ccクラスのラインナップでは、現時点※1で唯一となる並列4気筒エンジンを搭載したスーパースポーツモデル。スムーズで滑らかな回転フィーリングを持つ、新開発の249cm³水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブエンジンは、低中速回転域における豊かなトルクと、高速回転域での強力なパワーを両立しました。また、高回転エンジンならではのサウンドを追求した吸排気系チューニングにより、ライダーはスロットルをひねるたびに、鋭く官能的なエンジンサウンドを体感できます。車体面では、当社の勝利が続くスーパーバイク世界選手権※2などのレース活動で培った車体設計思想と、先進の構造解析技術を投入しました。新設計の軽量トレリスフレームや250ccクラス初採用となる先進的なフロントサスペンションシステム「SFF-BP」、ラジアルマウントモノブロックキャリパー、ホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションなどの採用により、スポーツ走行時における優れたコーナリング性能を有しています。また、KTRC(カワサキトラクションコントロール)やパワーモード、KQS(カワサキクイックシフター)といったライダーサポート技術も搭載。Ninja ZXシリーズを名乗るにふさわしいファンライディングを提供します。

※1:2019年10月現在。
※2:国際モーターサイクリズム連盟による市販車をベースとした世界最高峰のロードレース。

ディテール&スペック

【KAWASAKI Ninja ZX-25R】主要諸元■水冷4ストローク並列4気筒 DOHC4バルブ 249cc 出力ほか未発表■ハイテンスチール製トレリスフレーム■フロントサスペンション=SFF-BP(Separate Function Fork – Big Piston)■リヤサスペンション=ホリゾンタルバックリンク■フロントブレーキ=シングルディスク、ラジアルマウントモノブロックキャリパー■電子制御=KTRC(カワサキトラクションコントロール)、KQS(カワサキクイックシフター)、パワーモード■車体色:ライムグリーン×エボニー

KAWASAKI Ninja ZX-25R

水冷4ストローク並列4気筒エンジン。FI採用および各種電子制御が装備されていること以外、詳細は不明。レッドゾーンは2万回転に届くのか!?

KAWASAKI Ninja ZX-25R

フロントブレーキにはラジアルマウントモノブロックキャリパーを奢り、倒立フォークはSHOWA製SFF-BPだ。

KAWASAKI Ninja ZX-25R

スイングアームは材質不明ながらプレス財を用いていることがわかる。サイレンサーはきわめてショートタイプだ。

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ヨ

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帰ってきたネイティブ足立区民。ヤングマシン、姉妹誌ビッグマシンで17年を過ごしたのち旅に出ていた編集部員だ。見かけほど悪い子じゃあないんだぜ。
■1974年生まれ
■愛車:MOTOGUZZI V7 SPECIAL(2012)