Z H2は少し早い2020年初夏
発売は2020年秋! Ninja ZX-25R追加情報/カラーバリエーションは? 400ccはあるの?
- 2019/10/25
Twitterで車名がトレンド入りするなど、東京モーターショーでもっとも注目されていると言っていいカワサキのニンジャZX-25Rについて追加情報が発表された。導入予定時期は2020年秋、そしてZ H2については2020年初夏が予定されている。
価格は未発表、車体色は3色展開の模様
ニンジャZX-25Rについて、技術的なことでわかっている内容は前記事ですべてお伝えした。だが、ファンが最も気にしているのは「本当に発売されるの?」「いつ? いくら?」ということだろう。それらについては追加で正式発表があったのと、本誌独自の情報を入手したので、ここでいったんまとめておきたい。
まずは、本当に発売される! 長らく待たされ続けて疑い深くなっている4気筒ファンにも、これは「間違いない」とお伝えしたい。公式に2020年秋頃と発表されたのだ。インドネシア仕様は2020年3月に発売となるが、排ガス規制のレギュレーションが異なる日本仕様については半年遅れとなる。価格は未発表であり、本誌情報網でも確実性のある数字は入手できなかった。車体色については公式発表ではないものの、3色展開だろうということが判明している。

【KAWASAKI Ninja ZX-25R】主要諸元■水冷4ストローク並列4気筒 DOHC4バルブ 249cc 出力ほか未発表■ハイテンスチール製トレリスフレーム■フロントサスペンション=SFF-BP(Separate Function Fork – Big Piston)■リヤサスペンション=ホリゾンタルバックリンク■フロントブレーキ=シングルディスク、ラジアルマウントモノブロックキャリパー■電子制御=KTRC(カワサキトラクションコントロール)、KQS(カワサキクイックシフター)、パワーモード■タイヤサイズF=110/70R17 R=150/60R17 ●価格:未発表 ●色:ライムグリーン×エボニーほか ●発売時期:2020年秋頃
さて、欲張りな一部のファンは「本当に250だけ?」と思っていることだろう。本誌としても、4気筒250cc復活の情報を得た頃から300~400ccのバージョンの存在については気にかけていた。ズバリ言ってしまうと「残念ながら現状では予定なし」である。一時は検討の俎上に挙がったこともあるようだが、その気配も感じられなくなった。ということで、我々としては4気筒250ccの復活を素直に喜び、大きな反響(=多くのファンが買う)をもってカワサキに「次もお願いしますよ!」と伝えるのが得策と言えそうだ。
Z H2については2020年初夏の導入が発表された
スーパーチャージドエンジンを搭載するZ H2に関しては、追加発表としては今のところ発売時期のみ。2020年初夏というから、ニンジャZX-25Rよりもやや早い時期になる。東京モーターショ-における現地レポートは改めてお伝えしたい。

【KAWASAKI Z H2】主要諸元■全長2085 全幅770 全高1130 軸距未発表 シート高830(各mm) 車重239kg■水冷4ストローク並列4気筒 DOHC4バルブ 998cc 内径×行程76.0×55.0mm 200ps/11000rpm 14.0kg-m/8500rpm 変速機未発表 燃料タンク容量19L■ハイテンスチール製トレリスフレーム ●価格:未発表 ●色:メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー×ミラーコートスパークブラック ●発売時期:2020年初夏