KATANA Meeting 2019で新作カスタムも続々

アクティブの新型KATANAカスタムはパイプハンドルでローポジション化

ゲイルスピード製品でポテンシャルを底上げ

アクティブのKATANAは、バーハンドルやオリジナル刀イメージのスクリーンでローポジションスタイルを狙っていた。さらに今回の作例で注目なのは、足まわりにホイールだけでなくキャリパーまでもゲイルスピードブランドで固めてあったこと。初披露ということでまだ開発中のパーツも多いが、このほかにもセパレートハンドルやロングテールカウル、カーボンリヤフェンダーなどの開発も予定されている。早期の公開に期待だ。

【ACTIVE KATANA 2019年9月15日撮影】カタナミーティング直前に仕上がったというアクティブのデモ車両。オリジナルパーツ満載の走りを意識した硬派なカスタムだ。
「ローポジションアルミハンドルバー」(開発中・価格未定)により、極力コストをかけずにカタナらしいポジション&スタイルを実現できるようになっていた。バーエンドは発売中の「φ33−L33ブラック」(税抜き1700円)。
GSX1100Sスクリーン&移設ステー機セット(開発中・税抜き予価2万2000円)をローポジションハンドルと組み合わせることによって、グッとカタナらしいスタイルを実現することができる。
アクティブ製となる縦型のLEDフロントウインカーキットとウイングタイプのフレームスライダーは開発中で価格はまだ未定。
スモークレンズのリヤウインカーは製品化が完了し、ナンバーステー付きで税抜き1万5800円だ。フェンダーレスキットは税抜き2万7000円。
シートカウル下に取り付ける荷掛けフックも開発中(価格未定)だ。
ホイールやブレーキまわりはゲイルスピード製品でカスタム。ゲイルスピード独自の「フロント4POTラジアルマウントキャリパー」(価格未定)は、いよいよ開発も最終段階に突入した模様。ハヤブサ用と同様に、取り付けに必要なステーやビルド・ア・ラインのステンレスブレーキホースといった周辺パーツも開発が進んでいる。
44Tのアルミリヤスプロケもゲイルスピード製で税抜き1万円でこちらは発売中。
フロントには、ラジアルポンプのゲイルスピード製「VREブレーキマスターシリンダー・エラボレート」(税抜き7万8000円)を使用。レバーガードはギルズツーリングの汎用品(税抜き1万4000円)。
オイルフィラーキャップ(税抜き5500円)やPSAパドックスタンドアダプタ(税抜き3800円)といった削り出しの小物まわりはギルズツーリング製品。
ゲイルスピードではKATANA用バックステップも開発中。写真は他車種用だが、スタイルなどはこれに近いイメージで進んでいるという。
ハイパープロからはKATANA用サスペンション製品が、写真のHPA付きモノショックホース付タンクタイプ(税抜き14万5000円)をはじめ各種ラインナップ。スプリングのみの製品や、オトクな前後セットなどもある。
アクラポヴィッチのマフラーはJMCA政府認証のスリップオンチタン(税抜き10万8000円)。

文:宮田健一 写真:松井慎

関連する記事/リンク

関連記事

19年ぶりに復活したカタナブランドを記念して、第1回目となる「KATANA Meeting」をスズキが地元浜松で主催。全国各地から多くのカタナファン、スズキファンが詰め寄せ、各種催し物や天竜浜名湖鉄道[…]

関連記事

9月15日に開催された「KATANA Meeting 2019」を皮切りに、新型「KATANA」のラッピング列車が、「天浜線」こと天竜浜名湖鉄道とのコラボレーションにより、同線の新所原駅~掛川駅間での[…]

関連記事

「KATANA Meeting 2019」では、パーツメーカー各社による新型KATANAの最新カスタムも展示。ヨシムラは、ここで待望のセパハンKITを初披露した。 垂れ角がついてよりカタナらしいルック[…]

関連記事

2019年9月15日開催の「KATANA Meeting 2019」では、パーツメーカー各社による新型KATANAの最新カスタムも展示。ここではプロトのデモ車を公開しよう。 ※2019年時点での価格に[…]

関連記事

ローダウンリンクでシート高も20mmダウン デイトナの新型KATANAカスタムは、同社が展開するPREMIUM ZONEシリーズなどを使用して細部のパーツをグレードアップし、全体クオリティの底上げが行[…]