国交省では、車検証を2023年からICチップ搭載型のカードに切り替えることを今年5月に決定した。IC化によって、車検証の発行をネットで申請し、IC内の車検証情報を当日中に変更可能に。また、所有者や車検などの履歴を残すことができ、偽造防止の効果もあるという。サイズは、クレジットカードや運転免許証などと同サイズで、もちろんバイクも対象となる。
これに関連して、新しい車検証カードのデータの空き領域を利用したサービスのアイデアを7月19~8月31日の期間、国交省が募集中。ICチップはデータ容量に余裕があり、残りの容量を民間のサービスで活用してもらうのが狙いだ。
例えばガソリンスタンドやカー用品店のポイントカード、保険の契約などが想定できる。今後の検討題材として取り上げるという。クルマだけではなく、ぜひバイクの使用も考慮したシステムにして欲しいものだ。
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