2018年11月のミラノショー(EICMA)にて発表され大きな話題を呼んだバイク・カワサキ VERSYS(ヴェルシス)1000シリーズの2019モデル。その日本国内発売が2月1日と発表された。上級グレードのSEが投入される。
「ANY ROAD ANY TIME」のコンセプトをもとに、さまざまな路面状況下においてストリートライディングの楽しさを提供するアドベンチャーモデル「VERSYS 1000 SE」。優れたレスポンスを発揮するオールラウンドな水冷4スト並列4気筒1043ccエンジンと、ロングストロークの電子制御サスペンションを組み合わせにより、快適なライディングを楽しむことができる。
このオートバイの最大の特徴は、ライディングの高揚感とツーリング性能を高める数多くの先進装備を搭載していること。ソロライディングでもタンデムライド+荷物フル積載でも、状況に合わせスマートフォンからも簡単にセッティング変更ができ、挙動変化を最小限に抑えるKECS(カワサキエレクトロニックコントロールサスペンション)を筆頭に、ボッシュ社製IMU(慣性計測装置)、エレクトロニッククルーズコントロール、KCMF(カワサキコーナリングマネジメントファンクション)、KTRC(カワサキトラクションコントロール)、KIBS(カワサキインテリジェントアンチロックブレーキシステム)、KQS(カワサキクイックシフター)、等々が、スポーツライディングとツーリングの快適性の両立に寄与するだろう。
また、アドベンチャーモデルにふさわしいアクセサリーの数々も魅力のひとつだ。特に同時装着が可能なトップケース&パニアケースは高い積載能力を誇り、快適なロングツーリングをサポートしてくれる(本記事冒頭の写真参照)。
ボディカラーはエメラルドブレイズドグリーン×パールストームグレーの1色のみ。2019年2月1日に発売される。
車名 | VERSYS 1000 SE | |
全長×全幅×全高(mm) | 2,270×950×1,490(ハイポジション時1,530) | |
軸距(mm) | 1,520 | |
シート高(mm) | 820 | |
キャスター角(度)/トレール量(mm) | 27.00°/106 | |
車両重量(kg) | 257 | |
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ | |
総排気量 (cc) | 1,043 | |
内径×行程(mm) | 77.0×56.0 | |
圧縮比 | 10.3 | |
最高出力(ps/rpm) | 120/9,000 | |
最大トルク(kgf・m/rpm) | 10.4/7,500 | |
燃料タンク容量(L) | 21 | |
変速機形式 | 常噛6段リターン | |
ブレーキ前 | デュアルディスク | |
ブレーキ後 | シングルディスク | |
タイヤサイズ前 | 120/70ZR17 | |
タイヤサイズ後 | 180/55ZR17 | |
車両本体価格(税込) | 186万8400円 |
※情報提供:カワサキモータースジャパン
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