第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

2019世界の新車総図鑑#12

カワサキ ヴェルシス/Zシリーズetc.の2019年モデルをチェック×7台

  • 2018/12/29

2019世界の新車総図鑑(カワサキ)

2018年10月のインターモトショーから11月のミラノショーにかけて、世界のニューモデルが一気に登場したことは記憶に新しいだろう。WEBヤングマシンでは新車情報を逐一お届けしてきたが、本特集「2019世界の新車総図鑑」にてここまで判明しているラインナップをあらためて整理しておきたい。本稿ではカワサキのヴェルシスシリーズ・Zシリーズ等の2019年モデル情報についてまとめた。

[新型]ヴェルシス1000 SE

Ninja1000/Z1000系の1043cc並列4気筒エンジンを搭載したアドベンチャーモデルが’19でLEDヘッドライトの新スタイルで3代目にチェンジ。従来から装備するトラコンに加え、電子制御スロットルとIMUの採用によってパワーデリバリーやABSがコーナリング対応型となるなど進化している。さらに上級版のSEも新たに設定。セミアクティブの電子制御サスペンションであるKECSやLEDコーナリングライト、液晶部がフルカラーTFTとなる新メーターが装備されているのが大きな特徴だ。

VERSYS 1000 SE(2019)

主要諸元 ■全長2270 全幅950 全高1530/1490 軸距1520 シート高840(各mm) 車重257kg ■ 水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 1043 cc 120ps/9000rpm 10.4kg-m/7500rpm 燃料タンク容量21L ■ブレーキ F=Wディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=120/70ZR17 R=180/55ZR17(写真上:エメラルドブレイズドグリーン×パールストームグレー、下:メタリックフラットスパークブラック×パールフラットスターダストホワイト)

[モデルチェンジ]ヴェルシス1000

STDのヴェルシス1000はマニュアル調整の前後サスペンションを装備。リヤのプリロードは工具要らずでリモート調整できるようになっている。またアナログ+液晶パネルのメーターは液晶部がモノクロとなっているほか、コーナリングライトも非採用だが、IMU搭載による走りの進化部分についてはSEと同じ。クルーズコントロール機能も搭載された。タイヤもオンロードでのグリップ向上を狙ってBS製バトラックスT30→最新のT31に変わっている。

VERDYS 1000(2019)

主要諸元 ■全長2270 全幅895 全高1465/1400 軸距1520 シート高840(各mm) 車重253kg ■ 水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 1043 cc 120ps/9000rpm 10.4kg-m/7500rpm 燃料タンク容量21L ■ブレーキ F=Wディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=120/70ZR17 R=180/55ZR17(写真上:キャンディスチールファーナスオレンジ×メタリックスパークブラック、下:パールスターダストホワイト×メタリックスパークブラック)

[新型]W800ストリート/カフェ

生産終了となっていたW800が、ユーロ4対応を完了して復活。エンジンは従来のベベルギヤ式SOHC空冷並列2気筒を改良、排気量は773ccと変わらずだ。しかしLEDヘッドライトを手にしたほか、フレームは新設計となりフロントは19→18インチ化。リヤブレーキもディスク化するなど進化している。さらにビキニカウル&スワローハンドルの“CAFE”と、ベーシックな“STREET”の2バリエーションを用意。CAFEはシングル風シートとなっており、しっかりと差別化されている。日本では’19年春以降に発売予定だ。

W800 STREET/CAFE(2019)

主要諸元 ■全長・全幅・全高未発表 軸距未発表 シート高未発表(各mm) 車重未発表■空冷4スト並列2気筒SOHC4バルブ 773cc 馬力・トルク未発表 燃料タンク容量未発表■ブレーキ F=ディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=100/90-18 R=130/80-18(写真上:メタリックマグネシウムグレー×ギャラクシーシルバー[CAFE]、メタリックフラットスパークブラック×メタリックマットグラファイトグレー[STREET])

[新型]Z400

’18でフルモデルチェンジしたNinja400のネイキッド版として登場。エンジン諸元や車体の基本コンポーネントはNinjaと同じだが、セパレートではなくバーハンドルを採用しているのが外装面以外の違いだ。なお、ヘッドライトはLEDとなり視認性と精悍さをアップ。メーターはZ650譲りの反転液晶ユニットを採用する。タイなどにはスペシャルカラー+特別装備のSEも設定。日本仕様は’19年春以降の発売予定とアナウンスされている。

Z400(2019)

主要諸元 ■全長1990 全幅800 全高1055 軸距1370 シート高785(各mm) 車重167kg ■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 399cc 45ps/10000rpm 3.9kg-m/8000rpm 燃料タンク容量14L ■ブレーキ F=ディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=110/70R17 R=150/60R17(写真色:キャンディライムグリーン×メタリックスパークブラック)

[モデルチェンジ]Z250

Ninja400とNinja250は共通プラットフォームの兄弟車。これと同じくZ250もZ400と同じ車体を使って’19で待望のフルモデルチェンジとなる。250は旧型比で6psアップの37psを発揮。ニューアシスト&スリッパークラッチも新400と同じく装備されている。車重は従来より5kg減の165kgと大幅にシェイプアップだ。ABSは標準装備となる。もちろん日本仕様の発売も決定。Z400と同じ’19年春以降からの販売開始の予定となっている。

Z250(2019)

主要諸元 ■全長1990 全幅800 全高1055 軸距1370 シート高785(各mm) 車重165kg ■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 248cc 37ps/12500rpm 2.3kg-m/10000rpm 燃料タンク容量14L ■ブレーキ F=ディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=110/70-17 R=140/70-17(写真色:キャンディカーディナルレッド゙×メタリックフラットスパークブラック)

[新型]Z125

Ninja125とプラットフォームを共通とするネイキッドバージョンでZシリーズの末弟。DOHC単気筒は同じくMAX15psに設定されている。バーハンドルとなるZは、ハンドル切れ角がNinjaより5度多い35度で最小回転半径は0.4m短縮。キャスター角もNinjaの23.8度に対してZは23.1度とやや立っており、市街地でより小回りが利く設定となっている。液晶メーターはNinjaと共通だがバックライト色はアンバーと異なる。Zも日本仕様についてはまだ未定だ。

Z125(2019)

主要諸元 ■全長1935 全幅685 全高1075 軸距1330 シート高785(各mm) 車重148kg ■水冷4スト単気筒DOHC4バルブ 125cc 15ps/10000rpm 1.2kg-m/7700rpm 燃料タンク容量11L ■ ブレーキ F=ディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=110/80-17 R=130/70-17(写真色:メタリックフラットスパークブラック×パールフラットスターダストホワイト)

[新色]J300/125

日本では未発売のままとなっているスクーターのJ300は、フロントブレーキホースにステンメッシュを使用しフロアボードはヒールグリップできるようになっているなどスポーティな一方で、グリップヒーター標準装備といった使い勝手にも優れたモデル。ミラノショーでは’19モデルが発表され、カワサキ大排気量車を彷彿とさせるブレイズドグリーン×メタリックブラックと、カーキ×グレーの2カラーとなった。Jには300のほかに125cc版もある。

J300(2019)

主要諸元 ■全長2235 全幅775 全高1260 軸距1555 シート高775(各mm) 車重191kg ■水冷4スト単気筒DOHC4バルブ 299cc 28ps/8000rpm 2.9kg-m/6500rpm 燃料タンク容量13L ■ ブレーキ F=ディスク R=ディスク ■タイヤサイズ F=120/80-14 R=150/70-13(諸元は300)(写真色:メタリックフラットアンスラサイトブラック×キャンディフラットブレイズドグリーン)

※ヤングマガジン2019年1月号掲載記事をベースに再構成

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カサ

カサ いわゆる"Web担"的黒子

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研二くんのゼッツーに憧れるも手が届かずZ400GPで卒輪(そつりん)した"自二車は中型二輪に限る"世代。あれから30余年を経てまさか再び二輪の世界に触れることになろうとは人生何が起こるかわからんもんだ(笑)