2018年10月の独インターモトショーに出品されたSV650/X 短刀(Tantō)の正式リリースが製造元のS2 CONCEPT(フランス)から配信された。各パーツの価格も記載されており、製品化が完了。また、この短刀には日本の販売業者も興味を示しているという。
アッパーカウルはフランスで899ユーロ(約11万7000円)
1980年代のGSX1100S KATANAをモチーフにしたスペシャルモデルを製作することは、S2コンセプトのスタッフが何年も温めていたアイデアだったが、それがSV650Xの販売促進のオファーに応える形で実現したという。短刀(Tantō)については、武士が混戦で用いる武器として紹介されており、モチーフとなったGSX1100S KATANAの半分程度の排気量から小回りが利くモデルとして命名されたと思われる。今回配信されたリリースには各パーツの価格も記載されており、塗装済みのアッパーカウルは899ユーロ(約11万7000円、カウル&メータステー、スクリーン、ヘッドライト込み)と判明。これだけのイメージチェンジを果たすのであれば、決して高くはないだろう。カウルはすでにS2 CONCEPTのオンラインストアで発売しており、海外からでも購入可能ということだ。また、このSV650/X 短刀(Tantō)が出品されたインターモトショーでは、複数の日本の業者とも接触があったとS2 CONCEPTの担当者は話しており、交渉がまとまれば国内正規販売の可能性もあるだろう。 ※ここで記載している価格はフランス国内の税込価格となります。
ニュース提供:S2 CONCEPT
関連記事/リンク
2018年10月2日、独インターモトショーでスズキが2019新型KATANA(カタナ)を正式発表したのは周知の通り。さらに、別のブースでは新たなKATANAが出品されていた。 排気量は645㏄でKAT[…]
2018年10月2日、ドイツで開催されているインターモトショーでスズキが新型「KATANA」を発表した。これまで本誌でスクープしてきたこのモデルの概要をお伝えしよう。 2019年春より欧州で発売 オリ[…]