2018年10月2日、独インターモトショーでスズキが2019新型KATANA(カタナ)を正式発表したのは周知の通り。さらに、別のブースでは新たなKATANAが出品されていた。
排気量は645㏄でKATANAではなくTantō
インターモトショーの会場には、メーカーの新車だけでなくカスタム車両やバイク用品も展示されており、フランスのS2 CONCEPTが出品していたのがこれ。645㏄VツインエンジンのSV650XにGSX1100S KATANAイメージのカスタムを施したSV650短刀(Tantō)で、HEADLIGHT FAIRING(ヘッドライトフェアリング)が装着されている。このフェアリングは車両にマウントするためのサブフレームやメーター装着用サポート、ヘッドライトがセットになったキットで、他にもレバーガードや各種ガード類、ステンレス製マフラーなどでカスタムされている。
シートカウルはそのままだが無理なくカタナルックに
SV650Xをベースにカタナスタイルを製作する際のメリットは、セパハンがそのまま使えるという事と、V2エンジンの恩恵で車体がスリムなので往年の長細いタンクのイメージをそのままにスタイルを形作れる事、エアクリーナーボックスの位置があまり上に寄らないため横からのシルエットも自然に収まる、といったところだろうか。カタナ本来の並列4気筒エンジンではないが、これはこれで短刀としては十分見応えあり。ぜひ、日本でもキットを発売して欲しい。
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