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フレーム部にキャニスターを追加
2018年9月14日、ヤマハが新型SR400を正式発表。その内容は、7月に復活が発表されたセロー250、8月のトリッカーに準じている。2009年にFI化された時から採用されていたO2フィードバック制御のFIは精度を向上し、蒸発ガソリンの外気への排出を抑えるキャニスターをエンジン左前方に設置。音響解析技術を駆使し、低音と歯切れの良さを向上させた新マフラーの採用が主な変更点となる。気になるセルスターターは採用されず、伝統のキックスターターとデコンプレバーを踏襲、ABSの採用は見送られた。価格は従来モデルの55万800円から2万1600円アップの57万2400円で、5万7240円アップしたセロー250や4万40円アップしたトリッカーに比べると上り幅は抑えられた。尚、最高出力は26ps/19kW→24ps/18kWに微減しているが、セローやトリッカーとは異なり燃料タンク容量は12Lをキープしている。
40周年アニバーサリーエディションも限定発売
さらに今回、1978年に発売されたSR400の40周年を記念するSR400 40th Anniversary Editionも同時発表。これは、ブラウンをベースに職人の手作業によるサンバースト(ぼかし)塗装を施したフューエルタンクや真鍮音叉エンブレム、サイドカバーの電気鋳造によるSRエンブレムなど、プレミアムな装備が特徴。価格は、STDから11万8800円アップの69万1200円となる。2008年7月には、同じぼかし塗装と真鍮エンブレムにタックロールシートを採用したSR400 30th Anniversary Limited Editionが発売されているが、この時はSTDに対して11万7000円アップ(税抜き、当時は消費税率5%)しており、40周年仕様はこの時より価格の上り幅を抑えている内容だ。
ニュース提供:ヤマハ
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