当WEB前記事、M・マルケスのガードレールキックターンからのZ900RSララバイ仕様! 1980年代のマンガ「あいつとララバイ」に登場した赤×白のゼッツーカラーを2018新型Z900RSカフェとして本誌が予想CGを作成したのは、2017年12月号でのこと。それを実際に販売する動きも出てきたのだ!
日本でZカフェなら研二仕様でしょ
下は10月24日発売のヤングマシン12月号記事抜粋。11月7日のミラノショーでカワサキがZ900RSカフェを発表することを察知して作成したスクープ記事だ。本来は黒の欧州オトナ向けカフェと予想したが、「いやいや日本国内ではこっちでしょ」と編集部内で強い横やりが入りCG化したのが赤×白のセパハンカスタム。そして実際に正式発表されたZ900RSカフェは、ビキニカウル付きのコンチハン仕様だったのは周知の通りだ。
そこで今回、本誌は正式に発表されたZ900RSとZ900RSカフェをベースにZ900RSララバイ仕様を作成。ヤングマシン12月号で掲載したCGをよりリアルに再現してみた。ペイントさえできれば、純正パーツの組み合わせでここまでサマになるのだ。
名作は今でも色褪せず
「あいつとララバイ」は1981年~1989年、前記事で触れた「バリバリ伝説」は1983年~1991年まで『少年マガジン』(講談社)で連載されたバイクマンガ。バイクブームの黄金期に人気を二分したタイトルに登場したカスタムマシンは今でも人気で、ひとつがここまで紹介してきた赤×白のZ2改。もうひとつは巨摩郡のCB750FB改。CBはノーマルの赤にセパハン&フルエキゾーストという当時ありふれた仕様だったが今でもCB改のお手本になっている。
■KAWASAKI Z900RS Cafeをベースにあいつとララバイ・ZⅡ仕様
■HONDA CB1100をベースにバリバリ伝説・CB750F仕様
これらを夢中で読んでいた世代も今やはアラフィフ。しかし、まだまだバイク現役ということで現在のネオクラシックブームがあり、カフェレーサーがもてはやされているというのが時代背景だ。当時の中古車を買うには価格が高騰しておりメンテにも不安が残るので、当時の雰囲気の形にした最新モデルで安心して楽しむのがベストとも言えるだろう。さらにこれを自分好みにカスタムしていくと楽しい!
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