
ヤマハは欧州で、スポーツヘリテージの「XSR900 GP」のニューカラー「レジェンドイエロー」を発表した。“キング”と呼ばれたケニー・ロバーツがグランプリで走らせたスピードブロック、通称インターカラーを再現し、フレームやフォークのアウターまで専用色のブラック仕上げになっている。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ヤマハ
グランプリレースの黄金時代が甦る!
1970年代~80年代にかけて伝説的なアメリカンライダーのケニー・ロバーツ氏が走らせたYZR500は、イエローのストロボライン(ヤマハは現在スピードブロックと呼称)の強い印象を多くのライダーの目に焼き付けた。
のちにYZF-R1やXJR1300、前世代のXSR900なども採用したこの伝説的なカラーが、やはりというか最新スポーツヘリテージの「XSR900 GP」にも投入されることになった。
ケニー・ロバーツ氏は1978年~1980年にロードレース世界選手権(ワールドグランプリ=WGP)500ccクラスでアメリカ人として初、そして3年連続でチャンピオンを獲得したアメリカンライダー。ダートトラックで磨いた技術をロードレースに持ち込んだことでライディングの概念を進化させたとも言われ、当時から『キング』の名をほしいままにしてきた。
WGPでの現役時代はけっして長いほうではなかったが、鮮烈なライディングフォームとチャンピオン獲得年にまとっていたUSインターカラー、そして1983年にフレディ・スペンサー氏と死闘を繰り広げたことは、今でも当時のファンの間では語り草だ。
ヤマハにとってはまさしくレジェンドであり、往年のGPマシン・YZR500をイメージソースに持つXSR900 GPがこのカラーリングを採用するのは必然ともいえる。
そんなレジェンドイエローは、当時のイメージを再現するスピードブロックのグラフィックパターンを採用しただけでなく、フレームやスイングアーム、ホイール、倒立フロントフォークのアウターチューブに至るまで専用色になっている。
フレームとスイングアーム、フォークアウター、さらにはブレーキ&クラッチレバー、ステップまでブラックアウトされ、ホイールはゴールド仕上げに。YZR500は年式によってスイングアームがシルバーだったりもするが、ここはデザインのまとまりのよさを優先した形だろう。
サイドカバーとシートフレームもブラックアウトされているほか、専用色はシングルシートカウルにも反映。そしてこれが、特別カラーではなく通常ラインナップになる模様なので、ファンとしては嬉しい限りだろう。
欧州では2026年モデルのニューカラーとして発表されたが、日本ではジャパンモビリティショー2025のヤマハブースに展示。この車体には日本語のコーションラベルが貼付してあり、正式発表は時間の問題といえそう。続報を待ちたい!
YAMAHA XSR900 GP[2026 EU model]
従来のパワーグレー(日本名:パステルダークグレーは廃止され、レジェンドレッド(日本名:シルキーホワイト)は継続されている。日本仕様も同じラインナップになるのか注目だ。
主要諸元■全長2160 全幅810 全高1180 軸距1500 シート高835(各mm) 車重200kg(装備)■水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ 890cc 119ps/10000rpm 9.5kg-m/7000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●参考未発表 ※諸元は欧州仕様
YAMAHA XSR900 GP[2026 EU model]Legend Yellow
YAMAHA XSR900 GP[2026 EU model]Legend Red
【動画】2026 Yamaha XSR900 GP / 2026 Yamaha Sport Heritage Collection
XSR900 GP レジェンドイエローの写真ギャラリー
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