
新潟県糸魚川市の道の駅「親不知(おやしらず)ピアパーク」の駐車場で毎年開催されているバイクミーティング。ハーレーなどのアメリカンクルーザーが中心だが、国内外のバイクユーザーが一堂に会するイベントだ。新型コロナ禍を超えた2022年に久しぶりに開催され、続く2023年も無事に開催が叶った。前年に引き続き、ゲストには「ググ」こと古澤恵が招かれた会場。彼女の人気は相変わらずで、楽しいミーティングもう一つの顔として定着したようだ。
●文/写真:ウィズハーレー編集部(森下光紹) ●取材協力:ピアパークバイクミーティングin OYASHIRAZU実行委員会
参加台数500台/900人の来場者。様々なハーレーフリークが集うミーティングへと成長
2022年、3年ぶりに開催されたピアパークバイクミーティングは、本年も無事に幕を開けた。前年に引き続き、ゲストには『ウィズハーレー』本誌でも活躍する通称「ググ」こと古澤恵サンを招いてトークショーも行われた。
ミーティング当日は朝から最高の五月晴れとなり、新潟とはいえ初夏の陽気に恵まれた。今回は第12回ということだが、記憶にある過去のミーティングで、雨天だったことは一度もなく、毎回、多くのライダーがこの会場を目指して来る。しかも、今回は、参加台数500台/900人の来場者となった。今やこのミーティングも多くのバイク乗りに認知されているようだ。
まずは可愛らしいチャイルドチアガールチームのお披露目があり、さらに糸魚川市の観光大使“ヒスイレディ”が笑顔でお迎えをした。早めの時間から会場入りしたライダーたちも声援を送って、賑やかなミーティングは幕を開けた。
その後は、我らがググちゃんの登場だ。新潟出身で数多くのメディアで活躍する、いわば地元のヒロインでもある。トークショーには多くのファンが駆けつけて、その後のフリータイムには彼女とのツーショットタイムも設けられているので、会場はさらに盛り上がっていった。
昨年から行われている、「ググちゃんが選ぶバイカーコンテスト」だが、今年は実に仲の良さそうなご夫婦ハーレー乗りのお二人が優勝! お二人ともそれぞれの愛車を乗りこなして会場入り、その明るいキャラクターは圧倒的に目立っていた。ググちゃん自身もベテランのハーレー乗りであり、3人の子育て真っ最中のママさんでもあることから、このご夫婦との話にも花が咲いていた。
訪れたライダーは、最新型のハーレー乗りから旧車フリーク。カスタムハーレー。そしてトライク等も会場にあり、実に様々なハーレーフリークが集うミーティングへと成長してきたようである。
「ググ」こと古澤恵
ググちゃんが選ぶバイカーコンテスト
【優勝】みや&みーまるダビッドソンさん / FXDBS&XL1200V ■新潟県の燕市から駆けつけたお二人は、飛び切り仲良しアピールが最高だった新婚さん。その明るいキャラクターは、快晴のミーティング会場でもひときわ目立つ存在で、愛車は2台ともにピカピカ。最高に楽しそうでした。
【準優勝】カラさん / FLTRXSE ■2018年モデルのロードグライドCVOをベースにカスタム。特に足回りにカーボンホイールを採用したり、ブレーキにはベルリンガー製を使用するなど、足回りを重点的にスープアップ。そしてカラーリングもスペシャルだった。
【番外編】Iさん / Shovel Rigid Custom ■一見、日本へ最初に輸入されたモデル9Eかと思うシルエットだが、エンジンはショベルヘッドである。そしてフレームはパンヘッドのオリジナルを使用して、外装はすべてワンオフ製作された超スペシャルバイクだった。
ピアパークミート恒例! 参加者の大撮影会
ミーティングの後半は、参加者の大撮影会。これもまたピアパークミート恒例の行事として定着してきた。新旧ハーレー様々、乗り手のノリも様々で楽しそうだね。
Iさん/1948FL/がんばりました
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