![[名車バイクレビュー] スズキ“インパルス”の名を紡いだバイクたち(1982-)](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/11/attachmentfile-file-22862.webp)
●文:根本健(ライドハイ編集部)
特別な存在をアピールする“衝撃”=IMPULSEと名付けたバイク
スズキには、1982年から400ccネイキッドのシリーズに「IMPULSE(インパルス)」と銘打ったバイクが存在した。
IMPULSEの意味は、ズバリ“衝撃”。カウルを持たないスタンダードなネイキッドでも、位置づけとして特別な存在をアピールするために名付けられていたのだ。
きっかけは、前年1981年にデビューした、400ccクラスでは初の気筒あたり4バルブの計16バルブ搭載のGSX400Fだった。
1981 スズキGSX400F
レーサーレプリカ全盛で、ネイキッドブーム到来の遥か前。カウルのないスタンダードな4気筒スポーツに初の16バルブ高性能バイクだったにもかかわらず、目立たない存在であることに、スズキは業を煮やしていた。
そこで、ヨシムラで名を馳せたサイクロンマフラーの集合管に、シートもAMAアップライトレーサーのスタイル、極め付けはヨシムラカラーといった出で立ちで拳を振りかざしたのだった。
そこから、この「インパルス」の車名伝説がスタートしたのだ。
1982 スズキ インパルスGSX400FS
インパルスの最たる“衝撃”は、ハンス・ムートのデザインバイク!
その「IMPULSE」を銘打った次作は1986年の「GSX-400Xインパルス」。KATANAで一世を風靡したハンス・ムートがデザインした、斬新なスタイリングのネイキッドスポーツだ。
スチール角パイプの新フレームを、ステアリングヘッドを囲むようにヘッドライトまでをマウントするサブステーを付加。
東京の新旧が混在する都会カルチャーを表現したと発表された関係で、“東京タワー”と一部では呼ばれたが、ムートは六本木のイメージと吐露していた…
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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