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プライベーターやレースコンストラクター向けのTZ500に対して、ファクトリーレーサーは数歩先を行っており、シーズン中の仕様変更も当たり前のように行われていた。パワーバンドを広げるYPVSは、TZが最終モデルまで機械式だったのに対して、YZRは早くからサーボモーター式を採用。ホイールやブレーキの仕様も異なり、フロントフォークのアウターチューブはエアバルブ付きの別体タンク仕様となっている。