取り外し不要の分割構造が便利。軽量高剛性を両立したRSタイチの胸部プロテクター

RSタイチの「TRV067」は、重量わずか約250gの軽さでありながら、CE規格レベル2をクリアした高性能胸部プロテクターだ。分割構造によりジャケットの脱ぎ着が容易で、ライディング時の安全性と快適性を両立した設計となっている。


●文:ヤングマシン編集部

軽さと剛性を両立する“TECCELL”構造を採用

TRV067の最大の特徴は、採用されている素材と構造にある。使用されているのは、ポリプロピレン樹脂を特殊な連続成形技術で成型したハニカム構造のコア材・TECCELL(テクセル)だ。水よりも軽い素材ながら、高い剛性を持ち、わずか厚さ17mm/重量約250gという軽量化を実現している。

この素材を2層にして交互に嵌合させる構造にすることで、欧州の安全規格・prEN1621-3 LEVEL2(セパレートチェストDCタイプ)をクリア。衝撃吸収性と高剛性を両立しながら、快適な装着感も損なわない作りとなっている。

さらに、左右分割構造を採用しているため、ジャケットを着たり脱いだりするたびにプロテクターを取り外す必要がない点も見逃せない。ツーリング先での気温調整や休憩時にも煩わしさを感じにくい利便性がある。

RSタイチ TRV067の左右二分割構造。脱ぎ着のたびに取り外し不要で便利

快適性を損なわず安全性を高める、バイク乗りの必需品

通気孔も多数備えられており、特にメッシュジャケットとの併用時にその恩恵を感じやすい。ライディング中にこもりがちな熱気を効率的に逃がし、プロテクター特有の蒸れを軽減してくれる。

通気孔を多数備えたTRV067。メッシュジャケット併用で熱気を逃がしやすい

装着方法は、RSタイチのジャケットに標準装備されたボタンで簡単に固定できるほか、CPS(チェストプロテクターシステム)非対応ジャケットを使用する場合でも、別売のフィッティングベルトを併用すれば装着可能である。

胸部は、ライダーが事故時に負いやすいダメージ箇所のひとつとされている。2020年の統計では、致命傷部位として頭部に次いで胸部・腹部の損傷が多く、35%を占めるという。プロテクターの装着は、日常のライディングでも自分自身を守るうえで重要な対策だ。

今回紹介したRSタイチ「TRV067」は、11/9現在Amazonで通常価格2万6400円から6%オフの1万2050円で販売されており、Amazonでは過去1か月で50点以上の購入実績がある。軽量で快適性の高い胸部プロテクターを探しているなら、販売ページを確認しておこう。

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