![[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/S__3047441.jpg)
●文:[クリエイターチャンネル] Matt RiderJapan
こんにちは! マットです! 普段は映像ディレクターとして新モデルのプロモーションビデオを勝手に解説しながらインプレッション記事を書かせていただいていますが…本日は番外編です!
先日、ベトナム随一の経済都市であるホーチミンに1週間ほど滞在していました。みなさんも「東南アジアだし、バイクが多そう」といったイメージをお持ちだと思います。今回はそんな「バイク天国」の交通事情やベトナムならではのサービスをレポートしていきます!
ルールはあるのか!? 無秩序な道路事情
ベトナムではここ数年の間でクルマの数も増えてきていますが、まだまだバイクが生活の足として欠かせないのが現状です。ベトナムに初めて訪れた方はその「バイクの多さ」と「公道の無秩序さ」に驚く事に違いありません…。
この写真だけを見ても違和感に気づきませんか…? そうです。十字路交差点において片一方が赤信号なのに、両方の方面から車両が進んできていますね…。さらに歩行者として道路を横断したい場合は、この状況の道路を突っ切ります。バイクやクルマは基本的には止まってくれません笑。
ちなみにこの写真は「赤信号になった直後」の様子です。赤信号になってから30秒ぐらいは信号無視してガンガン突っ込んでくるイメージです。完全に青信号側の流れになるまで時間はかかりますが、流れを認識すれば、みなさんしっかり信号を守ります笑。
交通量が多い大型交差点は基本的に欧州のようにラウンドアバウト(環状交差点)が多いです。ラウンドアバウト交差点では信号がありません。そのため「カオス」という一言で表現するのが一番しっくりくると思います。正直、どう走って良いのかルールがわかりません…。現地の方と同じ動きをする「郷に入っては郷に従え」の精神が大事です笑。
場所によっては信号機も存在します。ベトナムの信号機は秒数カウントがあるところがわかりやすくて良いなと個人的には思っています。また次の写真のようにバイクのシンボルで右矢印の青色ライトが点滅しています。これが示しているのは、この交差点は「赤信号でもバイクのみ右折可能」ということ。バイク乗りにとっては天国のような標識ですね! ※ちなみにベトナムは右側通行
交差点の手前にはラウンドアバウト交差点の存在を示す標識が! 最近では日本国内でも規模の小さめのラウンドアバウト交差点を見かけますが、同じような標識がありますね。
滞在中にショートツーリングしてきましたがベトナムの道路事情は、この動画を見ていただくとよりイメージがつかみやすいと思います。僕は2018年にホーチミン→ハノイとバイクでベトナムを縦断した事がありますが、5年ぶりのベトナム公道という事もあり、運転に慣れるまでは緊張して無言状態でした笑。
ガソリンスタンドは意外と普通。満タンの概念がない?
こんなにもカオスな道路事情な国なのでガソリン給油もカオスな状況なのでは!? と思いきや案外普通だったりします。セルフ式のスタンドはありませんが、店員さんに入れてもらう方式のスタンドが数多く存在します。郊外を走っていても要所要所にガソリンスタンドの標識が設置されていて、近くにガソリンスタンドが存在する事を示してくれています。
そんなベトナムでの給油は言葉が通じなくとも簡単です。まずガソリンスタンドに入ってオクタン価が高い「95」の方を入れてもらうようにジェスチャーしましょう。日本のハイオクに近いオクタン価ですが、現地で流通している最近のバイクはほぼ「95」対応なので。そして入れてほしい金額分のお金を店員さんに渡すと、その金額分まできっちりガソリンを入れてくれます。
ベトナム人の生活水準から考えると決して安くない金額という事もあるせいか給油中は「メーターをしっかり見ろよ!」と「不正をしていないぞ!」アピールされます。逆にメーターを0にせず不正をしてくる店舗もごく稀にあるのでここは必ずチェックしましょう。
聞く所によると現地の人たちは、あまり満タンという概念がなく入れたい金額分だけ毎回給油するのだそう。最近では日本でもクルマだとガソリン満タンするには少々高いですもんね…。
バイクタクシーが移動に便利! 配車アプリが初心者でも使いやすい
ベトナムをはじめとする東南アジア諸国では「バイクタクシー」の利用が、ちょっとした移動に便利です。しかも近年では配車アプリの台頭でバイクタクシーの利用も非常に便利になりました。特にベトナムで有名な配車アプリが「Grab」です。僕も滞在中にヘビーユースしていたので簡単にレポートします。
配車アプリ「Grab」で呼んだバイクタクシーのドライバー。緑のユニフォームが目印です。
まずGrabのアプリをダウンロードして各種設定をすませておきましょう。SMS認証もあるので個人的には出国前に日本国内で設定を済ませておくと後々楽です。
さっそくGrabでバイクタクシーを呼んでみましょう。自分が行きたい住所を入力するとざっくりとしたルートが表示され金額も事前に提示されます。この際にバイクだけでなくクルマも選ぶ事が可能です。
ドライバーが確定すると現在地まで向かえに来てくれます。その際にバイクの車種やナンバーが一致しているかどうかを必ずチェックしましょう。流しのGrabドライバーも多いので、間違えて別のドライバーのバイクに乗りそうになる事が多々あります。乗車後、金額が違うなどのトラブルにもなるので注意しましょう。
予約ドライバーが到着したらヘルメットを渡してくるので、ヘルメットを被りリアシートに乗っていざ出発! 目的地まではちょっとしたツーリング気分を味わう事ができます。目的地に到着して支払いを済ませて完了です。この際、アプリにクレジットカードを事前に登録しておくとドライバーと直接金銭のやりとりをせずに支払いを完結できるので、トラブルも少なくなります!
フードデリバリーサービスも充実!
日本国内でもUberEatsのようなフードデリバリーサービスが浸透してきましたが、バイク天国ベトナムでは日本以上にフードデリバリーが盛んです。実は先程紹介したGrabアプリ内でも注文が可能です。日本でUberEats を利用するとかなり割高になる印象がありますが、ベトナムのフードデリバリーはレストランなどで外食するのと同等ぐらいの金額になっているので滞在先のホテルまで届けてもらうなど、気軽に利用する事が可能です。
ホーチミンの日本人宿をちょこっと紹介
今回のベトナム滞在でお世話になったのが「兎家(うさぎや)Hotel & Guesthouse」。なんと日本人オーナーさんということもあり、日本語が通じる格安宿です。ちなみにここ数年で「兎家」出発のベトナムバイク縦断目的のお客さんを30人以上見送ってもいるそうです。今回のベトナム取材の際、現地の情報やスポット案内などいろいろ協力していただきました! ありがとうございます! 僕のYouTube内でも紹介させていただいています。
日本ではなかなか見られない光景やバイクサービスが充実しているベトナム。バイクが国民の生活に欠かせない地域だからこそ見れる光景なのかもしれませんね!
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(Matt RiderJapan)
こんにちは! マットです!! 三重県にある頭之宮四方神社(こうべのみやよもうじんじゃ)は、全国的にも珍しいヘルメットの御祈祷を受けられる場所です。先日訪れてきたので、その模様とともに、神社の魅力をレポ[…]
1分でわかる記事ダイジェスト 愛車のNinja ZX-25Rにつけて効果を実感できたパーツを紹介。いずれもパフォーマンスアップするものばかりだ。 コスパ◎乗り味が劇的に変化するYSSサスペンション! […]
1分でわかる記事ダイジェスト 僕の愛車であるカワサキNinja ZX-25Rカスタムのパーツを紹介。購入から約4年が経過したが、パーツ代のみで140万を超えていた。カワサキNinja ZX-25Rのオ[…]
1分でわかる記事ダイジェスト 年に一度の一大イベント「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN」 全国のBMWオーナーが集う最大のお祭り「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN2024」[…]
1分でわかる記事ダイジェスト ミシュラン製スポーツツーリング向けタイヤ「ロード6」。その、走行距離が約1万キロになったので、そのインプレッションをする。YouTube動画内では、メーカーの方にインタビ[…]
最新の関連記事(ツーリング)
安宿での睡眠不足はツーリングの大敵。音の悩みを和らげる専用設計 宿泊費を極力抑え、その分をガソリン代や現地の美味しい食事に回したい。そう考えるライダーにとって、カプセルホテルやネットカフェは非常にあり[…]
時代を超えて響く1000cc空冷Vツインの美学「XS-V1 Sakura」 ヤマハが企業理念である「感動創造」をモーターサイクルという形で具現化し、アートの世界観で乗り物の楽しさを表現したコンセプトモ[…]
走行風を最大の冷却力に変える、新発想の次世代アンダーウエア 真夏のバイク走行において、メッシュジャケットを着ていても「涼しさを感じない」という経験を持つライダーは多い。それは汗が乾ききってしまい、気化[…]
「リアル峰不二子」が魅せる、相棒との優雅な休日 トライアンフのブランドアンバサダーを務めるダレノガレ明美さん。2026年1月の就任以来、彼女のバイク愛は深まるばかりだ。今回、InstagramとXに投[…]
独自の拡張システムで“自分仕様”に育てる新型ドラム「サイクロン」 バイクを降りたらバックパックに早変わり! 週末のキャンプツーリングから、フェリーを使った日本一周まで、旅の相棒として大本命になりそうな[…]
最新の関連記事(ビギナー/初心者)
なぜ「舗装路のベテラン」がダートで転ぶのか? アドベンチャーバイクのブームもあり、林道やダートに興味を持つライダーは増えています。しかし、「アスファルトの上なら何万キロも走っている」というベテランであ[…]
ブレーキング:鍵はイニシャルブレーキ 旋回への準備を整える区間で重要となるのが、初期制動=イニシャルブレーキである。コーナーの進入でいきなりガツンッとレバーを握り込むと、前方向へのピッチングが必要以上[…]
はじめに:“速さ”でなく“スムーズさ” 皆さんは、私、フレディ・スペンサーのことをどういうライダーだと思っているだろうか? 前走者のインに飛び込んだり、コーナーの立ち上がりでホイールスピンを続けるなど[…]
すでに13年も続いている人気イベント 初心者むけと言いつつ、いきなりサーキットが舞台というと「ハードル高くね」と思われがち。ですが、「バイクで遊ぼう」にはツナギのいらない「街乗りクラス」の設定があるの[…]
1.「裏ペタ」という不思議なカスタム SS系やストリートファイター系のカスタムバイクで、時折見かけることがある「裏ペタ」。要はナンバープレートを、リヤフェンダーの内側に貼り付けるカスタム(!?)のこと[…]
人気記事ランキング(全体)
技術的チャレンジ精神の結晶 まずは、特徴的なスタイリングこそボーラの目玉。ウェッジシェイプの鋭利なプロポーションでありながら、ステンレス製ルーフの質感や柔らかなリアフェンダーの曲線に、ジウジアーロの気[…]
83馬力へと進化した、完全新設計の2ストロークVツイン まず注目したいのは、なんといっても現代の環境規制に適合しながら公道を走れる完全オリジナルの水冷2ストローク250ccVツインエンジンだ。 ヴィン[…]
小型ボディに必要な情報を凝縮したデジタルメーター 「電気式スピード&タコメーター CUBE」は、縦横約50mmというコンパクトなスクエアボディを採用した電気式メーターである。 スピードメーターはデジタ[…]
オーリンズとブレンボがもたらす、至高のスポーツ性能 「クラシカルなバイクは雰囲気を楽しむもので、本気のスポーツ走行には向かない」。そんな先入観を、スピードツイン1200 TFCは心地よく裏切ってくれる[…]
Eクラッチ搭載で進化する大人気モデルが抱える収納の悩み 2017年の発売以来、圧倒的な支持を集め続けるクルーザーのレブル250。そして、その基本コンポーネントを共有しつつ、アップマフラーや19インチフ[…]
最新の投稿記事(全体)
名古屋からそのまま向かった先は…!BMW Tokyo-bay!心臓高鳴る鈴鹿翌日だyo! 皆様こんにちは~指出瑞貴です♪ 感動と大興奮の鈴鹿8耐観戦デビューからの、レース後は名古屋に一泊。翌朝、目星を[…]
1.千代田区にはどんなバイク駐車場があるのか 前編でお知らせした通り以下の7つの実例について紹介する。 ①歩道を切り下げての区営自動二輪駐車場 ②首都高1号上野線高架下の区営自転車等駐車場 ③JR高架[…]
6月の熱気そのままに、2つの鮮烈な新色が日本上陸 先月ハンター350に追加されたばかりの「グラファイト・グレイ」は、グレーとネオンイエローの対比で都会の夜に映えるステルス感を演出していた。しかし今回追[…]
立ち乗りも座り乗りも自由自在。免許不要で広がる行動範囲 「近所の買い物や通勤を楽にしたいけれど、ペダルを漕ぐのは疲れるし、バイクの免許は持っていない」。そんな悩みを吹き飛ばしてくれる有力な選択肢が、こ[…]
サモトラケのニケの翼をモチーフにした、ホンダのウィングマーク 今回紹介するアイテムは、バイクや自動車関連のグッズを多数展開するブランドCAMSHOP.JP(キャムショップ)の、折りたたみコンテナボック[…]

![ベトナム道路|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/7f5d71f99abf291b7d5a0b5b3b95de80-768x429.jpg)
![ベトナム横断歩道|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/S__3039245-1-768x576.jpg)
![ベトナム横断歩道2|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/S__3039244-1-768x576.jpg)
![信号機|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/S__3039242-1-768x576.jpg)
![ラウンドアバウト標識|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/S__3039243-1-768x576.jpg)
![ガソリンスタンド|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/9CD0A746-9E58-4A08-A875-4C149A8C4628-768x576.jpg)
![ガソリンスタンド2|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/87C3B17F-F469-4133-9655-85BCBC0FD83A-768x576.jpg)
![ガソリンスタンド3|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/4490A442-9380-4789-BC81-1A9A854AFBD0-768x576.jpg)
![ガソリンスタンド4|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/6563bc54191ff2820ec964e7285c95c8.jpg)
![Grab1|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/S__42983427-768x576.jpg)
![Grab2|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/S__3047429-2.jpg)
![Grab3|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/S__3047436-1-768x1148.jpg)
![grab4|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/S__3047435-1.jpg)
![grab5|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/S__3047427-1-768x1024.jpg)
![Grabフード|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/S__3047437-1-768x1067.jpg)
![Grabフード2|[海外バイク旅]バイク天国ベトナムのカオスな交通事情をレポート。赤信号は30秒ルール!?](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/S__3047440-1-768x576.jpg)





































