積載マシマシバイクトラック/掃き掃除マシンetc…バイク天国ベトナムで見つけた面白すぎるバイクたち[海外バイク旅]
●文:[クリエイターチャンネル] Matt RiderJapan
こんにちは、マットです! 前回のベトナム記事ではバイク天国ベトナムのカオスな交通事情やサービスを紹介させていただきました。今回はベトナム編第2弾という事で、滞在中に見かけた面白いバイクなどをご紹介します!
アンダーボーンモデルのバイクが大活躍!
東南アジア諸国では「アンダーボーン」と呼ばれるジャンルのバイクが大活躍しています。このモデルはホンダのスーパーカブから派生したジャンル。メインフレームが車体の下側を通っているため、乗り降りがしやすいというメリットがあります。ベトナムでも数多く走っているのが、この「アンダーボーン」タイプのバイクです。
上の写真のようにスポーティーな見た目をしつつも、スクーターのような使い勝手の良さも兼ね備えているため、現地の若者を中心に大人気なジャンルとなっています。東南アジア諸国ではアンダーボーンのスポーツモデルによるレースも開催されているのだとか。
それほど人気かつ生活の一部となっているジャンルです。個人的にもアンダーボーンのスポーツモデルは使い勝手が良いと思いますし、何よりカッコいいと思えるので各メーカーさんも日本で正規販売しないのかな…と思っているところ。潜在ニーズや販売計画など、いろいろと厳しいのでしょうか?
東南アジアの足 スーパーカブも健在!? と思いきや…
東南アジアの足として長年世界中で愛されてきたホンダのスーパーカブ。もちろんベトナム国内でも数十年前までは大活躍だったようですが、ふと街を走っているバイクを観察してみるとその台数はあまり多くない事に気づきます。
もちろん世界の販売台数が圧倒的なモデルですから、ある程度は見かけるのですが、ボロボロになるまで使い古された車体や工事現場などで活躍していたりする車両など、その耐久性故なのかオーナーと過ごした歴史を感じる車体が多くなっていました笑。
現地の方にスーパーカブ系の車種が少ない理由を聞いてみたところ、このモデルのオーナーは年齢層が高い印象が強いため、若者達は敬遠しがちなんだとか…。ベトナム国内に限ったトレンドだと思いますが、そういう印象もまた別の東南アジアの国では違った意見になるのではないでしょうか。
例えば日本だと、ピカピカのスーパーカブ系統のモデルを「かわいい!」と言って購入する若い子も多い印象がありますよね。てっきり世界中で同じ印象が浸透しているものだと思い込んでいたので、これはカルチャーショックでした。
その話を聞いた後にすごくキレイなバイクが店先に駐車してあったので良く見ると、東南アジア諸国で発売されたばかりのヤマハ PG-1でした。時間が無くてじっくり見ることができませんでしたが、スーパーカブ系統と同じレイアウトのエンジン、操作系のようでした。クロスカブやハンターカブとどう乗り味が違うのかなと気になってしまい、異国の地でもバイク乗りの血が疼いていました笑。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。
最新の関連記事(Matt RiderJapan)
こんにちは! マットです!! 三重県にある頭之宮四方神社(こうべのみやよもうじんじゃ)は、全国的にも珍しいヘルメットの御祈祷を受けられる場所です。先日訪れてきたので、その模様とともに、神社の魅力をレポ[…]
1分でわかる記事ダイジェスト 愛車のNinja ZX-25Rにつけて効果を実感できたパーツを紹介。いずれもパフォーマンスアップするものばかりだ。 コスパ◎乗り味が劇的に変化するYSSサスペンション! […]
1分でわかる記事ダイジェスト 僕の愛車であるカワサキNinja ZX-25Rカスタムのパーツを紹介。購入から約4年が経過したが、パーツ代のみで140万を超えていた。カワサキNinja ZX-25Rのオ[…]
1分でわかる記事ダイジェスト 年に一度の一大イベント「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN」 全国のBMWオーナーが集う最大のお祭り「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN2024」[…]
1分でわかる記事ダイジェスト ミシュラン製スポーツツーリング向けタイヤ「ロード6」。その、走行距離が約1万キロになったので、そのインプレッションをする。YouTube動画内では、メーカーの方にインタビ[…]
最新の関連記事(ツーリング)
「お金も時間もありそうなのに、なぜこんな天気の良い日にツーリングにも行かず、用品店に来ているんだろう?」という疑問 都内の某大手バイク用品店の駐輪場にて。今日も「なぜ来ているのかわからない?」ようなバ[…]
愛知県と岐阜県の境に位置する犬山市には、人気釣りスポットの入鹿池(いるかいけ)があります。バス、ヘラブナなどのさまざまな釣りが楽しめますが、冬季は産卵期で身が一番大きくなるワカサギがおすすめ。釣りごた[…]
そこはまさしく“ハーレーバイカーズパラダイス” 年間数多いツーリングを企画しているハーレーダビッドソン埼玉花園は、HOG会員も70名超えという大所帯だが、ふだんのツーリングスタイルは自由気ままなイメー[…]
どんなUber Eats配達員でも必ず持っている装備といえば、スマートフォン。これがなければ、仕事を始めることすらできません。 そんなスマートフォンですが、太陽が強く照っている日に使うと画面が真っ黒に[…]
20 回目の節目となる「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2025」 BMW Motorrad は、BMW ファンのみならずモーターサイクルを愛するすべての人が楽しめる 年に一度の祭典「[…]
人気記事ランキング(全体)
プロトは国内導入を前のめりに検討中! イタリアで1911年に誕生し、現在は中国QJグループの傘下にあるベネリは、Designed in Italyの個性的なモデルをラインナップすることで知られている。[…]
6速MT仕様に加えEクラッチ仕様を設定、SエディションはEクラッチ仕様のみに 2017年4月に発売され、翌年から2024年まで7年連続で軽二輪クラスの販売台数で断トツの1位を記録し続けているレブル25[…]
「おいテツヤ、肉を焼いてるから早く来い!」 年末年始は、家族でケニー・ロバーツさんの家に遊びに行きました。ケニーさんは12月31日が誕生日なので、バースデーパーティーと新年会を兼ねて、仲間たちで集まる[…]
高回転のバルブ往復にスプリングが追従できないとバルブがピストンに衝突してエンジンを壊すので、赤いゾーンまで回すのは絶対に厳禁! 回転計(タコメーター)の高回転域に表示されるレッドゾーン、赤くなっている[…]
250と共通設計としたことでツアラーから変貌 2018年型でフルモデルチェンジを敢行した際、従来の650共通ではなく250共通設計へと方向変換。ライトウェイトスーパースポーツへ大きく舵を切り替えた。完[…]
最新の投稿記事(全体)
みなさんは「バイク用のインカム」に最低限必要な機能はなに? と聞かれたら何だと答えますか? 近年はインカム市場にもさまざまなメーカーが参入してきており、いちユーザーとしては選べる選択肢が多いのは嬉しい[…]
年間6000台が目前に! BMW Motorradは、2024年の新規登録台数が2010年7月の統計開始以来、史上最高を記録。BMW Motorradの登録台数は250cc市場で5,986台(対前年比[…]
エンジントラブル発生も…大記録達成! 2021年から、トリックスターがチャレンジを続けてきたZX-25Rターボによる最高速アタック。代表の鶴田竜二氏が「250cc車で実測250km/h!」を掲げて進め[…]
400ccクラス並みのスタートダッシュを誇るパワーユニット搭載 カワサキは、原付二種クラスに同社が初めて投入した公道走行可能な電動スポーツバイク「ニンジャe-1」およびネイキッド版「Z e-1」の20[…]
CFMOTOショールームを展開するクロニクル(千葉県松戸市)は、水冷DOHC単気筒エンジン搭載のフルカウルスポーツ「250SR-S」を2025年2月1日に発売決定したと発表した。 この軽二輪フルカウル[…]