たった20円でネジ穴復活!?【ネジ穴補修キット】のリアル使用感レビュー

板状の補修材を入れて締めこむだけで「ガタガタ」だったネジ穴が「ビタッ!」と締まるようになる”ネジ穴補修キット”。車検前日に気づいてしまったSR400のミラーのガタツキは、たった20円で解決してしまいました! これはイザという時のために持っていても損はないですよ? リアル使用感レビューを皆様にシェアいたします~!
●文/まとめ:ヤングマシン編集部(DIY道楽テツ)
今回は緩んでしまったネジ穴に使える「ネジ穴補修キット」の紹介です。
今回の記事のまとめ
・潰れてしまったねじ穴を再び使えるように再生する
・木/プラスチック/金属といった多様な素材に使える
・再利用は可能か? また、ねじ穴への攻撃性はどうか? をチェックします
ねじ穴が「ガタガタ」になって困ったことありませんか? ワタシは今、まさに困ってます!
このヤマハSR400をレストアして完成したので、まさに明日車検を受けるぞ! ってタイミングでトラブルを発見してしまったのです。
トラブルとはコレ、ミラーの取付ねじ。
全ての作業を終了してミラーを取り付けたところ、違和感に気づきました。ミラーの取付ねじがユルユルなのです。
試しにミラーを揺らしてみると、目で見てわかるほどにガッタンガッタン。ミラーの先端部が2センチくらい動くので、その緩みっぷりは推して知るべし。
やばいよ、やばいよ! ミラーのネジは問題ないようなのですが、傷んでるのはミラーホルダーのほう。
クラッチレバーホルダーがミラーのホルダーも兼ねているので、部品を注文なんかしていたら車検に間に合わない。こりゃもう絶体絶命のピンチ!!
さてマジでどうしようかと悩んでいたところで、ずっと以前に買っていたアイテムを思い出しましたよ。
それがコレ”ネジ穴補修キット”。
「ネジの山が潰れてしまったネジ穴を再び使えるように再生します」とのこと。この補修キット、木/プラスチック/金属といったいろんな素材に使えるそうなので、まさに今の状況にぴったりではないですかっ!
使い方としては、ネジの穴に合う形にハサミで切って、ねじ穴に差し込んで締め込んで使うとのこと。
今回補修したいミラーのネジ穴はM8なので、細い短冊状がいいでしょうか? ハサミで簡単に切ることができます。ちょっと分厚いギザギザ状になったアルミホイルといったところでしょうか?
細目の短冊状に切ったネジ穴補修板をネジ穴に入れて、その上からミラーをねじ込んでいきます。
これが実際やってみると予想外に大変。第一に、ミラーがネジ穴に入っていきません。すぐに逃げちゃう。 これは、切った補修材がちょっと大きかった可能性があります。意外と弾力性があるので、一番最初にかなり押し付けないとネジ穴に入っていかないようです。
そして、ねじ込んでいく際に予想外に力が必要です。もうこの時点でガタつきはないんだろうなと予想できるほどに抵抗があります。
ただ、不思議なことに、ネジ穴を傷めるような感触はありません。回す力は必要なものの、意外と滑りは良いので、不安感はないので安心して締め込むことができました。
そして…。
ミラーはがっちりと固定できました。ロックナットを締め付ける必要性がないぐらいにガッチリしてます。ヒクともしません。こりゃすげーな!!
再利用できるのか、気になりますよね?
ついでに再利用できるかテストしてみました。
締め込んだばっかりですがミラーを今度は逆に緩めてみると緩めるそばからカスがボロボロとこぼれてきます。先ほどは短冊状だった補修材が、ぺしゃんこに潰れた見るも無残な姿になって出てきました。
…お勤めご苦労様です。
ねじ穴補修材は1回きりでした。今回の場合ミラーをもう一度取りをつけようとした場合は、再びねじ穴補修材を入れる必要があります。
ここでもう一つ気になっていたネジ穴への攻撃性をチェックしてみました。
元々傷んでいたミラーホルダーのネジ穴ですが、ねじ穴補修材を使った影響によるねじ穴の悪化は認められませんでした。特にダメージは受けていないようです。
この補修材、緩んだネジの補強力は見事なものですが、既存のネジ穴を傷めにくいというのも、かなり評価できると思われます。がっちり固定できても、ネジ穴がさらにボロボロになったんじゃ目も当てられませんからね。
如何でしたでしょうか?
今回使ったネジ穴補修キットは16枚入りで770円(購入時)でした。まるまる1枚使ったら48円なのですが、結局今回は1枚の半分も使ってないので、ミラーのねじ穴補修に使ったお金は実に20円以下(!)でした。
もちろんこれは一時的な補修なので恒久的な修理にはなりませんが、でも逆に言えばいざという時に役に立つので、工具箱に1つ忍ばせておいて損はないと言えると思います。実際、私もそれに助けられましたからね(笑)。
ちなみにこのSRの車検は無事合格しました。エンジン始動してもミラーは緩むことがなかったので、全く問題はありませんでした。
この記事が、何処かの誰か様の参考になれば幸いです。今回もご視聴ありがとうございました~!
動画解説はこちら↓
(↓)YouTube動画のほうでは映像付きで解説しているのでよかったら参考にしてください♪
私のYouTubeチャンネルのほうでは、「バイクを元気にしたい!」というコンセプトのもと、3日に1本ペースでバイクいじりの動画を投稿しております。よかったら遊びにきてくださいね~!★メインチャンネルはコチラ→「DIY道楽」 ☆サブチャンネルもよろしく→「のまてつ父ちゃんの日常」
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(DIY道楽テツ)
始まりは車検の不合格 ごめんなさい。25万キロもの間、放置してしまい申し訳ありませんでした・・・! でもね。車ってエンジンが丈夫すぎるから、知らず知らずのうちに「放置」しちゃったりしていませんか? 我[…]
再び「ラバゲイン」です これまでカチコチ硬化したゴム部品を救ってきましたが、今回も・・・結論から言っちゃうと、やっぱり無双してくれちゃいました。効果絶大、絶対無比。向かうところ敵ナシ。 もちろんラバゲ[…]
始まりはアイドリング不調 今、これ見てる人で、ハイエース100系に乗っていて「最近アイドリングが低いな」って思ってる人いませんか。はい、私です。ついでに「排気ガス検査に引っかかって車検に落ちた!」人は[…]
ヤマハポッケをレストア中 ヤマハの小さなレジャーバイク「ポッケ」のレストアが進行中です。 元の状態は、まぁ控えめに言って半分“鉄くず状態”。詳しい様子はYouTubeで見ていただくとして、とにかく最初[…]
3Dプリンターで特殊工具が作れる 「3Dプリンターで工具を作ることはできるのか?」 はい、作れます。ていうか実際に作って、ちゃんと使えました! 今回はそのレポートでゴザイマス。今回、3Dプリンターで作[…]
最新の関連記事(メンテナンス&レストア)
始まりは車検の不合格 ごめんなさい。25万キロもの間、放置してしまい申し訳ありませんでした・・・! でもね。車ってエンジンが丈夫すぎるから、知らず知らずのうちに「放置」しちゃったりしていませんか? 我[…]
摺動部のコンディションをチェック フロントフォークのレストアで大切なのは「シールと摺動部」のサビ状況。今回紹介する車両はいずれにしても、分解メンテナンスとインナーチューブは、磨き込みが必要不可欠な車両[…]
“過剰性能”というコンセプト 第18回モンキーミーティングの会場を沸かせたリトルカブベースのカスタムマシンがある。その核となるのは「過剰性能」という明確なコンセプトだ。通常の車両開発では、性能は用途に[…]
水没W1フレームを「美しい黒フレーム」に 水没W1を分解して各部詳細を点検していく中で、現車コンディションが徐々に明らかになってきた。決して悪くないエンジンコンディションは不幸中の幸い。懸念されるのは[…]
人気記事ランキング(全体)
“過剰性能”というコンセプト 第18回モンキーミーティングの会場を沸かせたリトルカブベースのカスタムマシンがある。その核となるのは「過剰性能」という明確なコンセプトだ。通常の車両開発では、性能は用途に[…]
走行風を最大の冷却力に変える、新発想の次世代アンダーウエア 真夏のバイク走行において、メッシュジャケットを着ていても「涼しさを感じない」という経験を持つライダーは多い。それは汗が乾ききってしまい、気化[…]
普通自動車免許で楽しめる。リバーストライク「Can-Am」 Can-Amシリーズは、一般的な2輪バイクや、前1輪・後2輪の従来のトライクとは異なる、前輪2つ、後輪1つの「リバーストライク」と呼ばれる構[…]
名機Vツインが最新の電子頭脳を手に入れた 「Vツインの鼓動感は好きだが、ツーリングを楽にする最新の電子制御も欲しい」。そんなライダーのわがままに、スズキは完璧な回答を用意した。 心臓部には、25年以上[…]
「リアル峰不二子」が魅せる、相棒との優雅な休日 トライアンフのブランドアンバサダーを務めるダレノガレ明美さん。2026年1月の就任以来、彼女のバイク愛は深まるばかりだ。今回、InstagramとXに投[…]
最新の投稿記事(全体)
夏のツーリングを快適に変えるプロ仕様の冷却技術 猛暑のなかでのライディングは、想像以上に体力を消耗する。ジャケット内にこもる熱や、肌にまとわりつく汗のベタつきは、集中力を削ぐ大きな要因だ。快適な走行を[…]
58馬力を絞り出す新設計の直列4気筒エンジン 「もう一度、あの甲高い直4サウンドを響かせて走りたい」。そんなライダーの切なる願いに、ホンダの技術陣は新設計の399ccエンジンで完璧に応えてみせた。 最[…]
時代を超えて響く1000cc空冷Vツインの美学「XS-V1 Sakura」 ヤマハが企業理念である「感動創造」をモーターサイクルという形で具現化し、アートの世界観で乗り物の楽しさを表現したコンセプトモ[…]
ワークマンプラス上板橋店で実地調査! これからの「猛暑」あるいはそれを飛び越えた「酷暑」と呼ばれる夏の時期、上着なしの薄着でいたくなるのも確か。しかしバイクに乗る以上、「転倒」というリスクには常に備え[…]
緊急時だからこそ、誰でも迷わず使えることが重要。 [Q] 標準装備のエマージェンシーリリースシステムについて教えてください。 事故などの緊急時に、救助者がライダーへ余計な負担をかけることなく、ヘルメッ[…]
- 1
- 2



















































