ホンダの旗艦 ゴールドウイングツアーの本領発揮!! 真冬の高速があったか~い…のは何故?!【大洗であんこう鍋を食べる旅】
ゴールドウイング大洗へいざ出発! すぐにヒーターの性能を実感です
さぁっ! 一通り解説もできたことだし、早速出発いたしましょうか。走り始めてすぐに、お尻と手のひらがが暖かくなってきました。
暖かい。とても暖かい。例えるならば、お尻は冬の電車の座席のよう。 まさにシートに座っているお尻全体が暖かいです。
そしてグリップヒーターのほうは、 スーパーカブの純正グリップヒーターより強いかもしれない? こちらもグローブを通してかなりのぬくもりが伝わってきます。 正直これだけ暖かければ雪が降っても大丈夫かもしれない!?
それにしても…手のひらと指先、そしてお尻が暖かいだけで、人間ってこうも幸せな気分になれるものでしょうか?? 東京都心でも気温は7度くらいだったのですが、走っていて全く寒さを感じません。
高速でスピーカーをフルボリューム! ラジオはTOKYO FM♪
そうこうしているうちにいよいよ高速道路へ。さぁっ! ここからがゴールドウイングの真骨頂。気合い入れて走っていくぞ~! …と意気込んでみたものの、ありゃま、渋滞ですって。
だけど気落ちはしません。こんな時はラジオだ! 音楽だ!!
もう高速道路に入っているので、 街中のような気兼ねは要りません。 イヤホンではないので周囲の音が聞こえないようなことはありませんので、遠慮なく快適な音量にしてみます。
ラジオはもちろんTOKYO FM♪ 軽快な音楽とDJのトークが聴こえてくるのですが、ちょいと恥ずかしいってのもあるので、街中でのボリュームは少し控え目でした(笑)。
(あ、これ、良い…!)
ラジオを聴きながら運転なんていつも車でやっていることなのですが、これがバイクとなると全く別物ですね。何と言うか、すっごい解放感! 車で聴くのとは全く別物。イヤホンで聞くのとも違う。 体が解放されているオートバイという乗り物で音楽につつまれるのは、こんなにも気持ちいいものなのですね~。これはばかりは実際やってみないと分からないかもしれません。
多少渋滞にはまっても全然気になりません。 音楽あるだけでこんなにも気分が変わるもんですね~。
渋滞も楽しくなってしまうほど。バイクで聴く立体感のある音響、最高です。
ゴールドウイングツアーの期待ポイント【5】クルーズコントロールを使ってみます
渋滞ポイントを抜けて程よく交通が流れ始めたので、 ここでひとつ「クルーズコントロール」を使ってみます。
実は私オートバイでクルーズコントロールというのは初体験なのですよ。
最初は、 アクセルが戻らなくなった時のような恐怖があるんじゃないかと不安があったのですが、 心地よく走れる速度に速度を設定すると、それがなんと快適なことか…!
気が付いたら速くなっていたということもないのでスピード違反防止にもなりますし、逆に気がついたら速度が落ちていたということもないので、 渋滞の原因を作ることも少なくできそうです。
クルーズコントロールって、便利!!!!
クルーズコントロールモードに切り替えて、セットボタンを押せばその速度がキープされます
これをやってみて気づいたのですが、 一定速度で走るためにスロットルを固定しているのって意外と手が疲れるものだったのですね。追い越しなどで加速したとしても、そのまま設定している速度に戻って維持してくれるので、もうとにかく「楽ちん」でした。
強風をものともせず、ゴールドウイング高速道路を突っ走る!
ゴールドウイングで走る高速道路はとにもかくにも快適でした。
橋上からの絶景が見たくてアクアラインを走りましたが、かなりの強風だったにも関わらず、車重があるゴールドウイングは微動だにせず。どっしりと安定した走りで、乗ってる筆者は輝く海面をたっぷり堪能できました。
アクアラインを抜け、木更津から東関東自動車道館山線を通って千葉市、成田市を経由。圏央道を通って常磐自動車道に乗り、大洗を目指します。
およそ2時間ほど走ったところでサービスエリアで休憩。
実はそこまでとても快適に走ってきたのですが、ゴールドウイングから降りてびっくり。めちゃくちゃ寒いんですよ!! 嘘みたいな話ですが本当の話。バイクから降りた瞬間に「寒っ!」と震えが来ました。
寒くて当たり前、この時の気温が5度だったそうです。そりゃ寒いわ(笑)。
「オートバイに乗っている時の方が寒くない」なんて経験、 ゴールドウイングでなくっちゃこうはいないでしょうね~!!
そんなこんなで、高速道路を堪能したかったがためにかなり遠回りになりましたが、あっという間に229kmを(暖かいまま)走りきって、大洗に到着しました~!!!!
あっという間に大洗に到着~!
ここまでの模様はコチラから!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(DIY道楽テツ)
バイクの電装部品のひとつ、レギュレターってご存じですか? こういうの部品です。 車種によって場所はマチマチですが、だいたいがシルバーで、アルミ素材で空冷フィンがついていて、比較的バッテリーに近いところ[…]
アクセルの握り方って意識してますか? バイクのアクセル(スロットル)の握り方や回し方を意識しているライダーの皆様って、どれぐらい居らっしゃるでしょうか? 「そんなの当たり前!」という人は、かなり意識高[…]
軍手は洗車道具たりえるのか みなさんバイクってどうやって洗ってますか? スポンジ? ブラシ? それとも高圧洗浄でしょうか。実は筆者は最近「軍手で洗車」に目覚めたのです。 きっかけは使ってたスポンジがボ[…]
自家塗装には難関が待ち受ける 今回は、自己流でありますが自家塗装のお話です バイクのメンテナンスやカスタムしていると、近隣に迷惑を及ぼす可能性のある作業がいくつかあります。エンジン始動による騒音もその[…]
初心者向けの溶接機は? 「初心者ですが、溶接機は何を買えばいいでしょうか?」そんな質問をいただくことが、最近増えています。折れたステーの修理から始まり、フレーム補強やスイングアーム自作、極めつけがフレ[…]
最新の関連記事(ツーリング)
9月7日(日)に単車神社で年に一度の「例大祭・交通安全祈年祭」 新聞やTV、ネットニュースに触れると、毎日のようにバイク事故の報道を目にします。“ヤング・アット・ハート”かつ賢明な皆さんは、こういった[…]
四季折々の絶景が楽しめる鳥取県 そもそも鳥取県は、ツーリングに適した自然環境と道路条件が揃った場所。日本海沿いの雄大な海岸線から、大山・蒜山高原エリアの山々まで、変化に富んだ絶景ルートが点在し、四季折[…]
ツーリングの持ち物【最低限必要な基本アイテム】 オートバイ趣味のもっとも一般的な楽しみ方は、オートバイならではの機動力や爽快さを満喫しながら好きな場所へ自由に行くこと。いわゆるツーリングです。 初心者[…]
松戸市〜成田市を結ぶ国道464号の発展 かつて、千葉県の北総地区は高速道路のアクセスが今ひとつ芳しくなかった。 常磐自動車道・柏インターや京葉道路・原木インターからもちょっとばかり離れているため、例[…]
房総フラワーラインとは?バイク乗りに人気の理由 房総フラワーラインは、千葉県の房総半島南端をぐるっと周遊する約46kmのルートです。千葉県館山市下町交差点から南房総市和田町までの海沿いを巡り、上掲のG[…]
人気記事ランキング(全体)
ホンダ「CB1000F SE コンセプト」が鈴鹿8耐で世界初公開! 8月1日より予選が始まった“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第46回大会のホンダブースにて、CB1000F SE コンセプト[…]
日本では400だが、グローバルでは500(451ccエンジン)のエリミネーター 欧州でエリミネーター500/SEに新色が登場した。日本仕様でプラザエディションとしてラインナップされる『メタリックインペ[…]
キャッチニッパー :作業後のゴミが減り掃除が楽になる、切れ端を飛ばさないキャッチ機能付き 配線や結束バンドを切断した際に切れ端が飛び散るのは仕方がないというのが一般的な常識に対して、一方の刃にプレート[…]
鮮やかなブルーでスポーティな外観に 欧州においてスズキ「ハヤブサ」が2026年モデルへと更新された。アルティメットスポーツを標ぼうするマシンは基本的に2025年モデルを踏襲しながら、レギュラーカラーが[…]
仕事を通じてわかった、足を保護すること、足で確実に操作すること 今回は、乗車ブーツの話をします。バイクに乗る上で、重要な装備の一つとなるのが乗車ブーツです。バイクの装備といえばヘルメットやジャケット、[…]
最新の投稿記事(全体)
旅として楽しむ、ほっこりラリーイベント 「MOTHER LAKE RALLY」は、2023年に初めて開催され、今年で3年目を迎えるイベントだ。単なる速さや距離を競うラリーとは一線を画し、そのコンセプト[…]
RH1250S スポーツスターS:ダウンドラフト吸気の水冷Vツインを黒で統一 121HPを発揮するレボリューションマックス1250Tエンジンをオールブラックにし、精悍さを強調するデザインとなった202[…]
世界の二輪市場にBSA復活を知らせる2台の新型車 BSAブランドが再び動き出したのは2016年。自動車や二輪車、物流や不動産など多角的に事業を展開するインド/マヒンドラ・グループが、新たに起ち上げたク[…]
夏場は100℃超えも珍しくないけれど… いまやバイクのエンジンは“水冷”が主流。安定した冷却性能によってエンジンパワーを確実に引き出すだけでなく、排出ガス/燃費/静粛性の面でも水冷の方が空冷より有利な[…]
400cc4気筒ブームの立役者、第3世代の直4を実現したカワサキの戦略 Z1/Z2系からZ650のザッパー系に続くカワサキ直4の第3弾がZ400FX。1980年代初頭に日本で巻き起こった空前のバイクブ[…]