ついに完成! 実物大チーバくんを描く旅 withホンダ ダックス125【後編|館山~銚子~関宿】

千葉県は「県境を乗り物でぐるっと一周できる唯一の県」なのだそうです。そりゃあ旅好き(放浪癖ともいう)の自分にとっちゃ行くしかないでしょう~ってことで、どうせなら新型ダックス125に跨って、実物大のチーバくんを地図上に描く旅に出ることにしたのでした。今回はその後編。チーバくんの「つま先」からスタートして、腕を描くためにワインディングを爆走したりチーバくんの「頭」で神様にであったり(?)。果たしてどんな実物大チーバくんが完成するのか?ゴールまで突っ走ります~!
●文/まとめ:ヤングマシン編集部(DIY道楽テツ) ●外部リンク:ホンダモーターサイクルジャパン/フラッグシップ
【YouTubeクリエイター:DIY道楽テツ】バイク雑誌の編集に携わったのち、20年以上の溶接の経験を活かしてDIYに勤しむYouTubeクリエイター。「バイクを元気にしたい!」というコンセプトで定期的に動画を配信している。最近では徒歩旅に目覚めたという。’76年生まれの2児の父。[URL]DIY道楽(メインチャンネル) / のまてつ父ちゃんの日常(サブチャンネル)
実物大チーバくんを描く旅【二日目】セブンイレブン館山城山公園店からスタート
皆様おはようございます。ゲストハウスの二段に泊ったら、よっぽどバテていたのか? 一回瞬きしたらもう朝だったDIY道楽テツです。若いころだったらバイクなんてガソリンが続く限り無限に走れる気がしたもんですが、46歳ともなると相当疲れるようですね~…なんて話は要りませんね、ハイ。
2日目はセブンイレブン館山城山公園店からスタート。筆者の朝はコーヒーから始まります。
千葉県一周ツーリング:館山からチーバくんの「足」を描きます
てことで、この館山からチーバくんの「足」を描きます。まずは、「つま先」にあたる洲埼灯台にむけてレッツゴー。
先日の教訓から、この実物大チーバくんを描く旅は余計な道(往復する道)が予想以上に時間と体力を奪うってことがわかったので、二日目も夜明け前の5時スタートとしました。GoProじゃ映りませんでしたが、空は満天の星空。オッサンが言っても美しくないですがすっごい綺麗。東京からそんなに走ってないのに、こんなにも星空がよく見えるんですね~。
たどり着いたチーバくんの「つま先」、洲埼灯台。わかっちゃいたけど真っ暗な上にすっごい強風で、スマホの明かりを頼りに階段のぼる足元から風圧ですくわれそうな、そんな風でした。やっとたどり着いた灯台でしたが、真っ暗な中の灯台はちょっとしたホラーですな。怖いので、そそくさと退散。
夜明け前の灯台は、ハッキリ言ってホラーでした。
つま先にあたる「洲崎灯台」を経て、チーバくんの足が完成。
千葉県一周ツーリング:いくら寒くても見ておきたい”日の出”
こんな思いをしてまで早く出た理由がもうひとつありまして、日の出の瞬間がなによりの大好物な筆者としては、なんとしても水平線から上がる太陽を見たいのですよ。そんなわけで、真っ暗で何も見えない房総フラワーラインも素通りして、日の出が見れそうな外房を目指します。
真っ暗だった道も、水平線から徐々に明るくなっていきます。黒が青紫に、そして青、オレンジとグラデーションが彩るこの時間帯がたまらないのですよ。一日の中でも夕焼けに次いで美しい時間ですね~。
とか言って見とれている場合じゃない、日の出を眺められそうな場所へ、急げ、急げ。
そして、ちょっと降りられる浜を見つけたのでそこで日の出をお迎えできました~。美しい! 寒いけど、やっぱり早起きは三文の得なのですよ。ぐいぐい登ってくる太陽に手を合わせて、次のステージへ出発します。
さぁ、最も美しい時間の始まりだぜ! アクセルひねる手首にもチカラが入るってもんです(寒いけど)。
こんな最高のシチュエーションはそうそう出会えない! 神様に感謝したくなる瞬間。
日の出ってなんでこんなにパワーをくれるんだろう…?
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ダックス125)
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり[…]
ファンバイクは”個性”重視。けっこう選びやすい ホンダの125ccには本格スポーツのCB125Rがあるし、原付二種まで範囲を広げたらクロスカブ110も入ってくるし、スクーターやビジネス車(公道走行、一[…]
軽快性や機敏性だけでなく安心感にも優れるのが長所 2024年の夏はジムに通ってトレーニングに取り組むことを決意したのですが、私にしては珍しく、飽きることなく続いています。さらにこの夏休みは、ロードやモ[…]
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
最新の関連記事(ツーリング)
犬吠埼を目指し、走景に染まるハーレー乗り かつてはハーレーは、乗り手を育てる乗り物だった。走っている途中で不調を訴え、時には急に呼吸を止めたりもした。だから乗り手は路肩にバイクを寄せ、工具を片手に処置[…]
今や多くのライダーが気になる“紫外線&乾燥” ツーリングはもちろん、毎日の通勤/通学でも、気になるのが日焼けとそれによる乾燥。紫外線をカットするアイテムや、日焼け止めなどで対策をしている方も多いでしょ[…]
ワンハンドで味わえる中華まんが税抜29円引き! 今回、4日間の期間限定で実施される中華まんのお買い得セール。ツーリングの途中でも、ワンハンドで味わえるホットスナックは、コーヒーのお供にも最適です。 実[…]
プレゼントが当たるデジタルスタンプラリーを3月31日まで開催! 富士山麓のとある町で不思議な出来事が起こったり起こらなかったりする、地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー『ホットスポット』が、いよい[…]
KUSHITANI COFFEE BREAK TRAVEL HUNT クシタニより、ツーリングアプリ”RISER”を使ったチャレンジの第2弾として、全国の指定したスポットを巡ってスタンプを集めるイベン[…]
人気記事ランキング(全体)
シェルパの名を復活させたブランニューモデル カワサキが、KLX230シリーズをモデルチェンジするとともに、KLX230Sとしては3年ぶり(その他の無印やSMは2~5年ぶり)に復活させたのは、2024年[…]
新5色ラインナップとなった2022年モデル 2022年モデルが発売されたのは、2022年6月23日のこと。2021年のフルモデルチェンジの際には、新設計の水冷エンジンが4バルブの「eSP+(イーエスピ[…]
まず車間が変わることを理解しておこう! ツーリングでキャリアのある、上手なライダーの後ろをついてゆくのが上達への近道。ビギナーはひとりだと、カーブでどのくらい減速をすれば良いかなど判断ができない。そう[…]
ナンバー登録して公道を走れる2スト! 日本では20年以上前に絶滅してしまった公道用2ストローク車。それが令和の今でも新車で買える…と聞けば、ゾワゾワするマニアの方も多いのではないか。その名は「ランゲン[…]
15番手からスタートして8位でフィニッシュした小椋藍 モナコでロリス(カピロッシ)と食事をしていたら、小椋藍くんの話題になりました。「彼は本当にすごいライダーだね!」と、ロリスは大絶賛。「ダイジロウ・[…]
最新の投稿記事(全体)
モンキーFSシリーズの最新作として誕生! ホンダ「CB1000F コンセプト」で往年のフレディ・スペンサーが駆ったレーシングマシンのカラーリングが話題になったばかりだが、憧れの“スペンサーカラー”をま[…]
孤高のパニガーレV4Sと友好的なパニガーレV2S パニガーレV4Sでサーキットを3本ほど走ると、強烈な疲労感が僕の身体を襲う。汗は止まらず、足腰に力が入らなくなる。試乗直後は格闘技を終えたような感じだ[…]
1999年、東京モーターショーに突如CB Fourが出現! CB Four、ホンダファンは憶えているはず。1999年の東京モーターショーに、何の前ぶれもなく展示されたショーモデル。その名も「CB Fo[…]
※同記事は、別冊オールドタイマー21号(2016年7月号)掲載の記事に加筆し、再構成したものです。 あえてベールに包まれたファルコ 以下は、元スズキ社員としてファルコラスティコ(以下ファルコと表記)の[…]
メンテナンスが必要になった時に必要な部品が手に入る 全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラスでEXACTホイールやダイレクトドライブレーシングディスクのユーザーが増加し、MotoGP Moto2クラ[…]